小1の夏、早稲田アカデミーのサマーチャレンジテストを受けました。テストの日、校舎長が保護者向けに話す予定だった保護者会の資料が配られました。
その資料には、小1・小2の学習のポイントと、算数と国語の力を伸ばすための方法がまとめられていました。どれも、低学年の家庭学習で大切にしたいことばかりです。
この記事でわかること
- 低学年の学習の3つのポイント
- 国語の力を伸ばすために
- 「点数より内容」を家庭で実践するには
低学年の学習の3つのポイント

資料に書かれていた小1・小2の学習のポイントは、次のようなものでした。試行錯誤を積み重ねる、たくさん間違える、親が点数にこだわらない、覚えることに偏らない、無理に先取りをしない、しっかりと基礎を固める。この中から、とくに大切だと感じた3つを紹介します。
ポイント1:たくさん間違えて、試行錯誤を積み重ねる
低学年のうちは、間違えることを恐れずに、いろいろ試してみることが大切です。間違えたら、どこで間違えたのかを考え、もう一度やってみる。この試行錯誤のくり返しが、考える力を育てます。
ポイント2:親が点数にこだわらない
小1・小2は、まだ学力の伸びや、学んだことの定着が育ちはじめたばかりの時期です。この段階で、点数が低いことや偏差値が伸びないことを叱っても、子どもがかわいそうなだけで、力は伸びません。親がうろたえる必要もありません。
ポイント3:無理に先取りせず、基礎を固める
先の学年の内容を急いで学ぶより、今の学年の内容をしっかり理解することの方が大切です。覚えることばかりに偏らず、なぜそうなるのかを理解しながら、基礎を固めていきましょう。
算数の力を伸ばすために
資料には、算数の力を伸ばすための方法として、次のようなことが挙げられていました。計算は毎朝決めた時間に行う、別解を大切にする、手作業を通して考える、図やイラストをかいて目で見て学ぶ、自力で考えさせる、無理に先取りせず理解を掘り下げる、点数や偏差値や順位より内容(振り返りと復習)を大切にする。

ステップ1:計算は毎朝、決めた時間に
わが家では、毎朝、学校の準備を終えてから計算のドリルに取り組んでいます。決めた時間に毎日続けることで、計算の速さと正確さが少しずつ身についていきます。
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ステップ2:手を動かし、図や絵をかいて考える
低学年の子どもにとって、頭の中だけで考えるのは難しいものです。おはじきや積み木を使ったり、図や絵をかいたりして、目で見て考えることで、理解が深まります。
ステップ3:すぐに教えず、自力で考えさせる
子どもが問題に困っていると、つい答えを教えたくなります。ですが、すぐに教えてもらうことに慣れてしまうと、自分で考える力が育ちません。少し時間をとって、子どもが自分で考える時間を大切にしましょう。
ステップ4:別解を探してみる
答えが合っていたら、「ほかの解き方はないかな?」と聞いてみましょう。別の解き方を考えることで、問題をいろいろな角度から見る力が育ちます。
国語の力を伸ばすために
国語については、文章の内容を理解する、表現する力を身につける、語彙を増やす、という3つが挙げられていました。
文章の内容を理解する
本や教材の文章を読んだら、「どんなお話だった?」と聞いてみましょう。内容を自分の言葉で説明することで、文章を正確に読む力が育ちます。
表現する力を身につける
その日の出来事を話してもらったり、短い日記を書いてもらったりすることで、自分の考えを言葉にする力が育ちます。
語彙を増やす
知らない言葉が出てきたら、その場で意味を調べる習慣をつけましょう。親子の会話の中で、少し難しい言葉を使ってみるのもおすすめです。
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「点数より内容」を家庭で実践するには
資料には、点数・偏差値・順位より、内容(振り返りと復習)が大事、と書かれていました。とはいえ、テストの結果が返ってくると、どうしても点数に目がいってしまうものです。
テストが返ってきたら、まず子どもと一緒に間違えた問題を見て、どうして間違えたのかを話してみましょう。計算のミスなのか、問題の意味が分からなかったのか、まだ習っていない内容だったのか。原因が分かったら、時間を気にせずに解き直します。
わが家でも、テストのあとは時間を気にせずに解き直すようにしています。点数にこだわらない姿勢は、親の声かけから育っていくのだと感じています。
▶ テスト結果を単元ごとの◎○△で読む方法はこちら:塾のテスト結果は「単元ごとの◎○△」で読む|小1のサマーチャレンジテストで見えた得意・苦手・時間配分と、親子の分析表
よくある質問
Q. 先取り学習は、まったくしない方がいいですか?
A. 子どもが興味を持って自分から進めるなら、無理に止める必要はありません。大切なのは、今の学年の内容をしっかり理解したうえで進めることです。
Q. 子どもが間違えるのを嫌がります。どうすればいいですか?
A. 間違えたことを責めず、どこで間違えたのかを一緒に見つけることを楽しむ雰囲気を作りましょう。「間違えたから分かったね」と声をかけると、間違いを前向きにとらえやすくなります。
家庭学習の5つのチェック
- □ 計算を毎朝決めた時間にしている
- □ 図や絵をかいて考えている
- □ すぐに答えを教えていない
- □ 文章の内容を親子で話している
- □ 知らない言葉を調べている

まとめ:点数にこだわらず、基礎を固める
小1・小2の学習で最も大切なのは、点数にこだわらないことと、しっかりと基礎を固めることです。算数は、毎朝の計算、手を動かして考えること、自力で考えること、別解を探すことを大切に。国語は、文章の内容を理解し、表現する力と語彙を育てていきましょう。
まずは、次に子どもが問題で困ったとき、すぐに答えを教えずに、少し待ってみるところから始めてみてください。
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