わが家の息子は、もともと自分から勉強する習慣がありませんでした。勉強の習慣をつけたいけれど、何から始めればよいか分からない。そう感じている家庭も多いのではないでしょうか。
そんな息子が、いくつかの工夫を続けるうちに、少しずつ自分から机に向かうようになってきました。工夫といっても、特別なことではありません。勉強する時刻と終わる時刻を決めて、毎日の時間割に組みこんだだけです。
この記事でわかること
- 習慣にするための3つのポイント
- 時間割を作る4ステップ
- 学年が上がったら時間割を見直す
習慣にするための3つのポイント

ポイント1:勉強する時刻を決める
夕ご飯の時刻や寝る時刻が毎日だいたい決まっているように、勉強も1日の時間割の中に組みこむことが大切です。「時間があるときにやる」では、どうしても後回しになってしまいます。毎日同じ時刻に始めることで、勉強が生活の一部になっていきます。
ポイント2:終わりの時刻を決める
始める時刻と同じくらい大切なのが、終わりの時刻です。低学年の子どもは、勉強がいつまでも続くと思うと嫌になってしまいます。終わりが決まっていれば、「そこまでがんばろう」と集中しやすくなります。
ポイント3:終わったあとに楽しみを置く
勉強が終わったあとに楽しみがあると、子どもは短い時間で集中して取り組みます。わが家では、宿題が終われば夕ご飯、そのあとにごほうびのお菓子が待っています。
夕食前の50分で宿題をする
わが家では、夕食が19時と決まっているので、その1時間前の18時からを勉強の時間にしています。息子はこの時間に学校の宿題に取り組みます。
夕食の前には、盛り付けなどのお手伝いもしてもらっているので、宿題は18時50分ごろには終える必要があります。小1の息子の集中力は、せいぜい30分ほどです。50分という時間は、宿題に集中する時間と、少し休む時間を考えるとちょうどよい長さでした。
宿題が終われば、おいしい夕ご飯が食べられて、そのあとにはお菓子もある。この流れができてから、息子は18時になると、短い時間で集中して宿題に取り組むようになりました。
登校前の朝勉強は、1日5分でもよい
朝は、子どもも親も、その日の予定に左右されずに時間をとりやすい時間帯です。わが家では、毎朝、学校の準備を終えてから、計算や漢字など、短い時間で頭の体操になるドリルに取り組んでいます。
5分でも10分でも、数問だけでもかまいません。大切なのは、歯みがきのように毎日やることです。最初は嫌がっていましたが、続けているうちに、息子も「やるのが当たり前」と思うようになり、自分から取り組むようになりました。塾の先生からも、低学年の計算の練習は朝がおすすめだという話を聞いたことがあります。
朝勉強のよいところは、終わりの時刻が「学校に行く時間まで」と決まっていることです。まだ1年生の息子は、勉強がいつまでも続くのは嫌がりますが、朝は登校の8時までと分かっているので、終わりを意識しながら集中して取り組んでいます。
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時間割を作る4ステップ

ステップ1:動かない時刻を探す
まずは、毎日ほとんど変わらない時刻を探します。夕食の時刻、登校の時刻、寝る時刻などです。この動かない時刻が、勉強の時間割の目印になります。
ステップ2:その前に勉強を置く
動かない時刻の前に、勉強の時間を置きます。夕食の前なら50分ほど、登校の前なら5〜10分ほど。こうすると、終わりの時刻が自然と決まります。
ステップ3:それぞれの時間にやることを決める
夕方は学校の宿題、朝は計算や漢字のドリル、というように、時間ごとにやることを決めておきます。やることが決まっていると、子どもも迷わずに取りかかれます。
ステップ4:終わったあとの楽しみにつなげる
勉強が終わったら、夕ご飯やおやつ、遊びの時間など、子どもが楽しみにしていることにつなげます。「終わったら楽しいことが待っている」という流れが、集中する力になります。
続けるための工夫
習慣になるまでは、親が一緒に時刻を確かめてあげることも大切です。最初のうちは、「18時になったね」と声をかけたり、朝のドリルを机の上に出しておいたりして、始めやすい環境を整えましょう。
また、体調が悪い日や、行事で忙しい日は、無理をせず量を減らしてかまいません。5分だけ、1問だけでも、同じ時刻に机に向かうことを続けることが、習慣づくりの近道です。
学年が上がったら時間割を見直す
時間割は、一度決めたらずっと同じでなくてもかまいません。学年が上がると、塾の授業の曜日が増えたり、宿題の量が増えたりします。集中できる時間も、少しずつ長くなっていきます。学期の始まりなど、区切りのよいタイミングで、勉強の時刻と長さを見直しましょう。
見直すときも、「動かない時刻の前に勉強を置く」「終わりの時刻を決める」という考え方は変えずに、中身だけを入れ替えるのがおすすめです。習慣の形が変わらなければ、子どもも新しい時間割に慣れやすくなります。
よくある質問
Q. 夕食の時刻が毎日ばらばらな家庭は、どうすればいいですか?
A. 夕食以外に動かない時刻を探してみましょう。登校前や寝る前など、毎日ほぼ同じ時刻があれば、その前に勉強の時間を置くことができます。
Q. ごほうびがないと勉強しなくなりませんか?
A. ごほうびは、習慣ができるまでのきっかけと考えるとよいでしょう。わが家の場合は、夕ご飯の流れの中にお菓子があるので、特別なごほうびというより、毎日の生活の一部になっています。
学習習慣の5つのチェック
- □ 勉強を始める時刻が決まっている
- □ 終わりの時刻が決まっている
- □ 朝に短い勉強を入れている
- □ 終わったあとの楽しみがある
- □ 毎日続けることを優先している

まとめ:始める時刻と終わる時刻で、勉強を生活の一部に
自分から机に向かう習慣をつけるには、勉強する時刻と終わりの時刻を決めて、毎日の時間割に組みこむことが大切です。わが家では、夕食前の50分で宿題をし、登校前には短いドリルに取り組んでいます。終わったあとの楽しみがあると、子どもは短い時間で集中できます。
まずは、家庭の中で毎日動かない時刻を1つ見つけて、その前に5分の勉強を置いてみてください。
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