早稲田アカデミーでは、年に数回、チャレンジテストというテストがあります。息子も、小1の夏にサマーチャレンジテストを受けました。
チャレンジテストは、思考力が必要な問題が多く、学校の勉強だけでは太刀打ちできないような問題が並びます。塾生でも申し込み制で、難しいために受けない生徒もいると、先生から聞きました。それだけに、低学年でこのテストを受けるときは、点数との向き合い方を親子で決めておくことが大切だと感じています。
この記事でわかること
- チャレンジテストで測る3つの力
- 受ける前に決めている2つの約束
- ほかの子の点数と比べない
チャレンジテストで測る3つの力

塾のサイトでは、チャレンジテストは、さまざまな角度から子どもの学習の状況を測るテストだと説明されています。大きく分けると、次の3つの力です。
1. 低学年で必要な基礎の力
1つ目は、低学年で必要な基礎の力が身についているかどうかです。計算や漢字、言葉の知識など、学習の土台になる力です。
2. 知識や経験を応用する力
2つ目は、持っている知識や経験を、どのように応用できるかです。習ったことをそのまま答えるのではなく、新しい場面で使えるかどうかが問われます。
3. 初めての問題を考える力
3つ目は、初めて見る問題を、どれだけ筋道立てて考えられるかです。チャレンジテストの難しさは、この力を測る問題が多いところにあります。
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低学年の成績と高学年の成績は別もの
テストの日に配られた保護者会の資料には、近年の中学受験の状況の説明とあわせて、「低学年までの成績と高学年での成績は別物なので、今の結果をあまり気にしなくてよい」と書かれていました。
低学年のうちは、親が勉強を教えている家庭も多く、その成果がそのまま成績に表れていることもあります。反対に、高学年になって自分で学ぶ意識が高まり、ぐんと伸びる子もいます。低学年のテストの点数は、その子の力のすべてを表しているわけではないのです。
受ける前に決めている2つの約束
そこで、わが家ではテストの前に、息子と2つの約束をしています。息子には、「今は点数や偏差値は気にしなくていい。その代わりに、この2つをしっかりやろう」と話しています。
約束1:問題の意味をしっかり読む
1つ目は、問題の意味をしっかり読むことです。チャレンジテストは、初めて見る形の問題が多く、問題文を読み飛ばすと、何を聞かれているのか分からなくなってしまいます。答えを書く前に、何を答えればよいのかを確かめる習慣をつけてほしいと考えています。
約束2:計算を間違えずに取り組む
2つ目は、計算を間違えずに取り組むことです。考え方が合っていても、計算を間違えると点にはなりません。難しい問題を解けるかどうかより、解ける問題を確実に正解することを大切にしています。
約束を決めるときのコツ
約束は、子どもが自分で守れたかどうかを判断できる、具体的なものにするのがコツです。「がんばる」のようなあいまいな約束より、「問題文の最後まで読んでから答える」「計算は最後に見直す」のように、何をすればよいかが分かる約束の方が守りやすく、振り返りもしやすくなります。
受ける前後の4ステップ

ステップ1:テストの目的を知る
まずは、親がテストの目的を知っておきましょう。どんな力を測るテストなのかが分かれば、点数が低くても慌てずにすみます。
ステップ2:約束を決める
テストの前に、子どもと約束を決めます。わが家の2つの約束のように、点数ではなく、テストへの取り組み方についての約束にするのがポイントです。
ステップ3:テストを受ける
テストでは、分からない問題で止まってしまわないように、少し考えても分からない問題は飛ばしてよいと伝えておきましょう。最後の問題まで目を通すことも大切です。
ステップ4:中身で振り返る
テストが終わったら、点数ではなく、約束を守れたかどうかで振り返ります。問題の意味を読めたか、計算を正確にできたか。守れたところをほめて、守れなかったところは解き直しで確かめましょう。
▶ テスト結果を単元ごとの◎○△で読む方法はこちら:塾のテスト結果は「単元ごとの◎○△」で読む|小1のサマーチャレンジテストで見えた得意・苦手・時間配分と、親子の分析表
ほかの子の点数と比べない
同じ校舎には、とても高い点を取る子もいます。ほかの子の点数を知ると、親としてはどうしても気になってしまいます。ですが、低学年のうちは、ほかの子と比べることにあまり意味はありません。わが子が問題に向き合い、理解を深めていくことを大切にしましょう。
低学年のテストは、一喜一憂するためのものではなく、今の理解を確かめ、次の学習につなげるためのものです。点数に振り回されず、しっかりと理解することを期待して、見守っていきたいと考えています。
よくある質問
Q. チャレンジテストは受けた方がいいですか?
A. 思考力が必要な問題に初めてふれる機会としては、受けてみる価値があります。ただし、点数を気にしすぎてしまいそうなら、受ける目的を親子で確かめてから申し込みましょう。
Q. 点数がとても低かったときは、どうすればいいですか?
A. チャレンジテストは難しいテストなので、低い点数でも心配しすぎる必要はありません。解き直しで、どの問題なら解けそうかを確かめるところから始めましょう。
テストの前の5つのチェック
- □ テストの目的を親が知っている
- □ 問題の意味を読む約束をした
- □ 計算を正確にする約束をした
- □ 点数は気にしないと伝えた
- □ 終わったら解き直す時間がある

まとめ:点数より、約束を守れたかで見る
低学年のチャレンジテストは、基礎の力、応用の力、初めての問題を考える力を測る、難しいテストです。低学年の成績と高学年の成績は別ものなので、今の点数を気にしすぎる必要はありません。わが家では、問題の意味をしっかり読むこと、計算を間違えずに取り組むことの2つを約束して、テストに臨んでいます。
まずは、次のテストの前に、点数ではなく取り組み方の約束を1つ、子どもと決めてみてください。
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