関東で雪が積もった日、わが家の子どもたちは外で雪遊びに夢中になっていました。机に向かって学ぶことも大切ですが、なかなかできない体験をして、自分で感じることも同じくらい大切だと思っています。
さて、早稲田アカデミーの低学年コースに通っていると、定期的にテストを受けることになります。低学年のテストには大きく2つの種類があり、それぞれ目的も準備のしかたも違います。「次のテストは何をすればいいの?」と迷う保護者も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、元記事執筆時点では、低学年のテストは、出題範囲のあるジャンプテストと、範囲のないチャレンジテストの2つに分かれていました。範囲のあるテストは、習った内容を確実に取ることを目標に、範囲のテキストを見直します。範囲のないテストは、これまでの内容を広く見直し、苦手な単元をつぶしておきます。この記事では、2つのテストの違いと、それぞれの準備のしかた、結果の生かし方を紹介します。テストの名称や形式は変わることがあるため、最新の情報は通っている校舎で確かめてください。
この記事でわかること
- 2つのテストの違い
- 結果の生かし方
- テスト以外の体験も大切に
2つのテストの違い

ジャンプテスト:範囲のある到達度テスト
ジャンプテストは、低学年コースの生徒を対象にした到達度テストです。決められた期間に授業で学んだ内容や、家庭学習で身につけるべき内容が、どのくらい定着しているかを確かめます。出題範囲が決まっているので、準備がしやすいテストです。範囲の内容に加えて、考える力や表現する力を問う問題が出ることもあります。
テストの結果は、目標を立てたり、学習内容や学習姿勢を振り返ったりするのに使われます。範囲が決まっている分、がんばった成果が点数に表れやすく、子どものやる気にもつながりやすいテストです。
チャレンジテスト:範囲のないテスト
チャレンジテストは、出題範囲が決まっていないテストです。ふだん早稲アカに通っていない一般の生徒も受けることができます。学校のテストではなかなか測れない、思考力や表現力などを確かめる問題が出ます。
テストと同時に保護者会が開かれることもあり、点数や偏差値だけでは分からない子どもの特性や、これからの学習の進め方について話を聞ける機会になります。また、低学年のクラス分けに、このテストの結果が使われることもあります。
テストごとの準備の4ステップ

ステップ1:範囲と日程を確かめる
まずは、次のテストに範囲があるかどうかと、実施の日程を確かめましょう。範囲のあるテストは、塾から範囲が知らされます。範囲の中に、別冊のテキストの漢字や計算のページが含まれることもあるので、見落とさないようにしましょう。
ステップ2:範囲があるときはテキストを見直す
範囲のあるテストでは、範囲のテキストを見直すことが準備の中心です。授業で解いた問題をもう一度解き、間違えた問題に印をつけて、解き直します。漢字や計算のテキストは、テスト前の1週間で範囲をひと通り見直しておくと安心です。
ステップ3:範囲がないときは苦手を総復習する
範囲のないテストでは、これまでに学んだ内容から広く出題されます。すべてを見直すのは大変なので、これまでのテストで間違えた問題や、苦手な単元を中心に見直しましょう。苦手な単元を1つでも減らしておくと、点数が安定します。
ステップ4:時間を計って解く
どちらのテストでも、時間を計って問題を解く練習をしておくと、本番で焦りにくくなります。低学年の子どもは、時間を意識してテストを受ける経験がまだ少ないものです。家でもキッチンタイマーを使って、テストのように解いてみましょう。
結果の生かし方
テストの結果が返ってきたら、点数だけでなく、間違えた問題を親子で見直しましょう。範囲のあるテストで間違えた問題は、習った内容の定着が足りていないところです。テキストに戻って復習します。範囲のないテストで間違えた問題は、苦手な単元や、考える力が問われる問題であることが多いです。
どちらのテストでも、次のテストまでに取り組むことを1つだけ決めましょう。低学年のうちは、目標を小さくした方が続けやすく、達成したときの喜びも大きくなります。
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テスト以外の体験も大切に
テストの準備は大切ですが、低学年のうちは、テストのための勉強だけになってしまわないように気をつけたいところです。雪遊び、虫取り、料理の手伝い、家族での外出。机の上では学べない体験が、理科や社会の興味につながり、文章を読むときの想像力を育てます。
テストの前の週も、遊ぶ時間や休む時間をしっかり残しておきましょう。低学年のテストは、長い受験生活の中の通過点のひとつです。
よくある質問
Q. 範囲のないテストは、何を準備すればいいですか?
A. これまでのテストで間違えた問題や、苦手な単元を中心に見直しましょう。すべてを完璧にしようとせず、苦手を1つ減らすことを目標にすると取り組みやすいです。
Q. テストの点数が悪くて、子どもが落ちこんでいます。
A. まずは気持ちを受け止め、できたところを一緒に確かめてから、間違えた問題を見直しましょう。低学年のテストは、点数より振り返りの材料として使うことが大切です。
Q. チャレンジテストだけ受けることはできますか?
A. 元記事執筆時点の情報では、チャレンジテストは早稲アカに通っていない一般の生徒も受けられるとされていました。受験の条件や日程は、校舎や公式サイトで確かめてください。
テスト前後の5つのチェック
- □ 範囲があるかどうかを確かめた
- □ 範囲のテキストを見直した
- □ これまでの苦手な単元を確かめた
- □ テストのあとに間違えた問題を見た
- □ 次のテストまでの目標を1つ決めた

まとめ:テストの性格に合わせて準備する
早稲田アカデミーの低学年コースには、範囲のあるジャンプテストと、範囲のないチャレンジテストがあります。範囲のあるテストはテキストを見直して確実に取り、範囲のないテストは苦手を中心に広く見直す。結果が返ってきたら、間違えた問題を親子で見直し、次の目標を1つ決めましょう。
次のテストの前に、まずは範囲があるかどうかを確かめるところから始めてみてください。
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