早稲田アカデミー低学年のクラス分けとテストの受け止め方|クラスより大切にしたい3つのこと

早稲田アカデミー低学年のクラス分けとテストの受け止め方

早稲田アカデミーやSAPIXなどの大手塾では、小1や小2の低学年のうちから、テストの結果でクラスが分かれることがあります。「まだ低学年なのにクラス分け?」と驚く保護者の方も多いのではないでしょうか。

結論から言うと、低学年のクラス分けは、その時点の理解度の目安にすぎません。クラスの上下に一喜一憂するより、毎日の学習習慣、テストの受け方、塾を楽しいと思える気持ちの3つを大切にする方が、その後の受験に大きくつながります。

この記事でわかること

  • 早稲田アカデミー低学年のクラス分けの考え方
  • テスト前後に家庭でしたい4つのこと
  • 結果の伝え方と、低学年のうちに大切にしたい3つのこと
目次

わが家が低学年のクラス分けに気づいたとき

息子が早稲田アカデミーの低学年コースに入ったのは、小1の春でした。通っていたのは都内西部の校舎で、入塾したころは生徒が10人ほど。クラスは2つでした。最初は、低学年でもクラス分けがあるとは知らず、人数の都合で分かれているだけだと思っていました。

ところが、後期の授業に入って生徒が増えると、3つ目のクラスができました。疑問に思って担当の先生に聞いてみると、低学年でもテストの結果をもとにクラスを分けている、とのことでした。低学年のクラス分けの基準は公式には公開されていないことが多く、校舎や人数によっても変わるようです。

低学年のクラス分けの考え方

低学年のクラス分けの考え方
低学年のクラス分けの考え方

テストの結果でクラスが変わることがある

低学年のコースでも、定期的なテストの結果でクラスが決まったり、入れ替わったりすることがあります。高学年ほど細かくはありませんが、子どもにとっては初めて「順位」や「クラス」を意識するきっかけになります。

クラスの数は校舎や人数で変わる

わが家の校舎のように、生徒の数が増えるとクラスが増えることもあります。同じ塾でも、校舎の規模によってクラスの数や分け方は違います。ほかの校舎の話をそのまま当てはめないようにしましょう。

点数の基準はうわさより先生に聞く

インターネットや保護者の間では、「何点以上なら上のクラス」といった話が出回ることがあります。ですが、基準は校舎や年度、受験した人数によって変わります。気になるときは、うわさを頼りにせず、校舎の先生に直接聞くのがいちばん確実です。

下のクラスにもよさがある

正直に言うと、低学年のうちは、上のクラスと下のクラスで授業の内容や子どもの理解に大きな差はないと感じました。むしろ、下のクラスは人数が少ない分、先生が一人ひとりの理解度を見て、ていねいにフォローしてくれることもありました。

上のクラスに入ることだけが正解ではありません。子どもが授業を理解でき、楽しいと感じながら通えるクラスが、その子にとってのいちばんのクラスです。

テスト前後に家庭でしたい4つのこと

テスト前後に家庭でしたい4つのこと
テスト前後に家庭でしたい4つのこと

1. ふだんの習慣を守る

クラス分けのテストが近づくと、つい直前にたくさん勉強させたくなります。ですが、低学年の子は集中できる時間が短く、詰めこみは逆効果になりがちです。いつもどおりの短い学習を続け、前日はしっかり眠ることを大切にしましょう。

2. 見直しの練習をする

低学年のテストでよくあるのが、解答欄を書き忘れる、問題を1つ飛ばす、といったミスです。ふだんのプリントで、最後に「全部の答えが書けているか」を指でなぞって確かめる練習をしておくと、テストでも自然にできるようになります。

3. 間違いを2つに分ける

テストが返ってきたら、間違えた問題を「知らなかった問題」と「うっかり間違えた問題」に分けてみましょう。知らなかった問題は、教え直して練習します。うっかりの問題は、どんなうっかりだったかを親子で言葉にしておくと、次に気をつけられます。

▶ 低学年のケアレスミスの型はこちら:低・中学年のケアレスミス

4. 先生に家での課題を相談する

テストの結果をもとに、「家ではどんなことを練習すればいいですか」と先生に聞いてみましょう。苦手な単元や、取り組むとよい問題集など、具体的な助言をもらえることがあります。低学年のうちから先生と話す機会を持っておくと、学年が上がってからも相談しやすくなります。

低学年の塾の宿題との向き合い方

クラス分けと同じくらい保護者が悩むのが、塾の宿題です。低学年のうちは、宿題の量そのものはそれほど多くありませんが、学校の宿題や習い事と重なると、子どもにとっては負担に感じることがあります。

わが家では、塾の宿題を「毎日少しずつ」に分けることにしました。授業のあった日にまとめて片づけるのではなく、1日10〜15分ずつ、決まった時間に取り組みます。量を分けると、子どもも「これくらいならできる」と感じやすく、続けやすくなりました。分からない問題があっても、その日のうちに親子で確かめられるので、次の授業までに疑問を残さずにすみます。

宿題が終わらない日があっても、責めないことも大切です。低学年のうちは、全部を完璧に終わらせることより、「毎日机に向かう」という習慣を守ることを優先しました。

テストの結果を子どもにどう伝えるか

テストの結果やクラスの話を、子どもにどう伝えるかも大切です。低学年の子は、親の表情や声の調子にとても敏感です。親が結果にがっかりした様子を見せると、子どもは「テストは怖いもの」と感じてしまいます。

結果を伝えるときは、まず「最後まで解けたね」「この問題、前は間違えていたのに今回はできたね」と、できたことから話しましょう。そのうえで、「次はここをもう少し練習してみようか」と、次の一歩を一緒に決めます。クラスが下がったときも、「次のテストまでに、このプリントをもう一回やってみよう」と、やることを具体的にすると、子どもは前を向きやすくなります。

低学年のうちに大切にしたい3つのこと

低学年のうちは、クラスよりも次の3つを大切にしたいと考えています。1つ目は、毎日の短い学習の習慣です。10分でも毎日続けることで、学年が上がったときに勉強する体力になります。2つ目は、テストの受け方です。解答欄を埋める、見直す、時間を意識するといった基本は、低学年のうちに身につけておくと一生ものです。

3つ目は、塾を楽しいと思える気持ちです。低学年のうちに塾が嫌いになってしまうと、本格的に受験勉強が始まる小4以降がつらくなります。クラスの話をする前に、「今日の授業で何がおもしろかった?」と聞いてみてください。

よくある質問

Q. 低学年で下のクラスだと、中学受験は不利ですか?

A. 低学年のクラスは、その時点の理解度の目安にすぎません。学年が上がるにつれて学ぶ内容も大きく変わるので、今のクラスだけで将来を決めつける必要はありません。

Q. クラス分けの点数の基準は教えてもらえますか?

A. 校舎によって対応は違います。気になる場合は、面談などの機会に先生に聞いてみてください。基準そのものより、今の課題と家でできることを聞く方が役に立ちます。

クラスより大切にしたい5つのチェック

  • □ 毎日の短い学習を続けられた
  • □ テストの前に生活リズムを崩さなかった
  • □ 間違いを「知らない」「うっかり」に分けた
  • □ クラスの話より取り組みをほめた
  • □ 気になることを先生に相談した
クラスより大切にしたい5つのチェック
クラスより大切にしたい5つのチェック

まとめ:低学年のクラスは入り口にすぎない

早稲田アカデミーの低学年コースでも、テストの結果でクラスが分かれることがあります。ですが、低学年のクラスは今の理解度の目安で、長い受験の入り口にすぎません。

毎日の学習習慣、テストの受け方、塾を楽しいと思える気持ち。この3つを大切にしながら、親子で次の一歩を決めていきましょう。まずは次のテストが返ってきたら、間違いを「知らない」と「うっかり」に分けるところから始めてみてください。

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