低学年のうちから塾に通っていると、テストの結果でクラスが変わる場面に出会います。とくに、クラスが下がったときは、子どもだけでなく親も落ちこんでしまうものです。「このまま上のクラスに戻れなかったらどうしよう」と不安になる方もいるのではないでしょうか。
わが家の息子は、新小1の4月に早稲田アカデミーに入塾しました。ところが、夏のチャレンジテストで思うように点が取れず、9月から約半年の間、クラスが下がった状態が続きました。それでも、授業で積極的に発言し、宿題や読書感想文にも取り組み続けた結果、3月の新小2のチャレンジテストで自己最高点を取り、最上位のクラスに戻ることができました。
結論から言うと、低学年でクラスが下がっても、毎日の積み重ねを続ければ、上のクラスに戻ることは十分にできます。そして、低学年のクラス分けでは、テストの結果だけでなく、授業中の様子も見られていることがあります。この記事では、わが家がクラスに戻るまでに家庭で続けたこと、低学年のクラス分けで見られていること、クラスが下がったときの声かけを紹介します。
この記事でわかること
- クラスが下がってから戻るまで
- テストの形式に慣れておく
- クラスが下がったときの声かけ
クラスが下がってから戻るまで

息子の通う校舎では、低学年のクラスは3つに分かれていました。夏のテストの結果で、息子は最上位のクラスから1つ下のクラスに移りました。入塾してまだ数か月で、テストの形式にも慣れていなかったことが大きかったと思います。
クラスが下がった直後は、息子も少し元気がありませんでした。ですが、新しいクラスでも先生や友だちとの関わりを楽しみ、授業に前向きに取り組むようになりました。秋から冬にかけては、授業での発言、宿題、読書の3つを、とにかく続けることを大切にしました。
そして、3月のテストで自己最高点を取り、ようやく先生から、上のクラスに戻ることを正式に伝えられました。テストが終わってから約1か月後のことです。クラスが下がってから、約半年がたっていました。
家庭で続けた3つのこと

1:授業で発言する
クラスが下がった後も、息子には「分かったことは、手を挙げて話してみよう」と声をかけていました。授業で発言すると、内容がより頭に残りますし、先生にも前向きな姿勢が伝わります。息子は、もともと話すことが好きだったこともあり、新しいクラスでも積極的に手を挙げていたようです。
2:宿題を丁寧にやりきる
宿題は、量をこなすことより、最後まで丁寧にやりきることを大切にしました。間違えた問題は、そのままにせず、解き直してから次に進む。低学年のうちは、宿題の量もそれほど多くないので、1問ずつ丁寧に取り組む時間がとれます。
3:読書を続ける
読書も、毎日の習慣として続けました。塾から出される読書感想文にも、あきらめずに取り組みました。低学年のうちに本を読む習慣があると、国語の文章を読むスピードや、ことばの力が自然と育っていきます。
低学年のクラス分けで見られていること
クラスに戻ることが決まったあと、担当の先生と面談をする機会がありました。そこで聞いたのは、テストの結果に加えて、授業中の発言や態度、やる気といった面も評価していただいていた、ということでした。
低学年のクラス分けは、塾や校舎によって考え方が違うと思いますが、わが家の場合は、テストの点数だけで決まるわけではありませんでした。一方で、学年が上がると、テストの結果の比重が大きくなると言われています。低学年のうちは、テストの点数に一喜一憂するより、授業に前向きに取り組む姿勢を育てることの方が大切だと感じました。
ちなみに、上のクラスに戻る前の息子は、授業のテキストが早く終わってしまい、先生から追加のプリントをもらって取り組んだり、追加の問題について先生と話したりしていたようです。親としても、「次のテストでがんばれば、上のクラスに戻れるかもしれない」と感じていたので、結果が出たときは本当にほっとしました。
▶ 早稲田アカデミー低学年のクラス分けとテストの受け止め方はこちら:早稲アカ低学年クラス
テストの形式に慣れておく
低学年のテストで点が取れない理由の1つに、テストの形式に慣れていないことがあります。問題の量が多い、解答用紙に答えを書き写す、時間を意識しながら解く。どれも、低学年の子どもにとっては初めての経験です。分かっている問題でも、形式に戸惑って点を落としてしまうことがあります。
家庭でできるのは、ふだんの宿題を、時々テストのように時間を計って解いてみることです。また、テストが返ってきたら、間違えた問題だけでなく、「時間が足りなかったか」「答えを書く場所を間違えなかったか」も一緒に確かめましょう。形式に慣れるだけで、点数が安定してくることもあります。
下のクラスで過ごす時間も無駄ではない
クラスが下がると、どうしても「早く戻らなければ」と焦ってしまいます。ですが、下のクラスで過ごす時間も、決して無駄ではありません。授業の進み方が子どもに合っていれば、分からないところを確実に理解する機会になります。新しい先生や友だちとの出会いが、子どもにとって良い刺激になることもあります。
大切なのは、クラスの位置より、子どもが授業の内容を理解し、前向きに学べているかどうかです。焦らず、子どものペースを見守ることが、結果的に上のクラスへの近道になります。
クラスが下がったときの声かけ
クラスが下がったとき、子どもにかける言葉はとても大切です。「なんで下がったの」「もっと勉強しなさい」と言ってしまうと、子どもは塾に行くことそのものが嫌になってしまうことがあります。
まずは、「悔しかったね」と気持ちを受け止めましょう。そのうえで、「どの問題で点を落としたか、一緒に見てみよう」と、次に向けて具体的に話します。低学年のクラスは、何度でも変わります。今のクラスで子どもの価値が決まるわけではないことを、親自身も忘れないようにしたいものです。
よくある質問
Q. 低学年でクラスが下がると、高学年になっても上がれませんか?
A. 低学年のクラスは、テストの形式への慣れなどで変わりやすく、高学年の成績とそのまま結びつくわけではありません。毎日の学習習慣を続けることが大切です。
Q. クラスが下がったことを子どもが気にしています。
A. 新しいクラスで楽しかったことや、授業で分かったことを聞いてみてください。クラスの位置より、授業で何を学んでいるかに目を向けると、子どもも前向きになりやすいです。
クラスが下がったときの5つのチェック
- □ 結果を見た日に責めなかった
- □ テストで落とした問題を一緒に見た
- □ 授業の様子を子どもに聞いた
- □ 毎日の宿題と読書を続けている
- □ 先生との面談で様子を聞いた

まとめ:毎日の積み重ねで、クラスは戻れる
低学年でクラスが下がっても、授業で発言する、宿題を丁寧にやりきる、読書を続けるといった毎日の積み重ねを続ければ、上のクラスに戻ることは十分にできます。わが家の場合は約半年かかりましたが、その間に身についた授業への前向きな姿勢は、クラス以上の財産になりました。
もし今、クラスが下がって落ちこんでいるなら、まずは「悔しかったね」と声をかけるところから始めてみてください。
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