先輩保護者に聞いた「子どもの勉強への親の関わり方」|間違いノート・声に出して覚える・壁に貼る・学習計画の4つの工夫

先輩保護者に聞いた子どもの勉強への親の関わり方

小学校が夏休みに入ると、塾の夏期講習が始まります。息子は小1の夏、早稲田アカデミーの夏期講習は受けずに、これまでに習った単元の復習をすることにしました。

夏休みは、家庭での勉強の時間が増える時期です。そこで、中学受験を終えた先輩保護者に、子どもの勉強に親がどう関わったのかを聞いてみました。この記事では、そのときに教えてもらった工夫を紹介します。

この記事でわかること

  • 親の関わり方は家庭によってさまざま
  • 間違いノートを作る4ステップ
  • 工夫を続けるためのコツ
目次

親の関わり方は家庭によってさまざま

子どもの勉強への親の関わり方は、家庭によって大きく違います。間違いノートを作ったり、毎日の勉強の内容や理解の度合いを細かく管理したりする家庭もあれば、あえて口を出さずに、子どもの自主性に任せる家庭もあります。

どちらが正しいということはありません。子どもの性格や学年、家庭の状況に合わせて、関わり方を選ぶことが大切です。ここからは、先輩保護者が取り入れていた具体的な工夫を紹介します。

先輩保護者の4つの工夫

先輩保護者の4つの工夫
先輩保護者の工夫(前半)

工夫1:間違えた問題を抜き出す「間違いノート」

これまでに受けた模試や確認テストで間違えた問題をはっきりさせるために、「間違いノート」を作っていた家庭がありました。間違えた問題と解答をコピーしてノートに貼り、もう一度解けるようにしておきます。

スクラップブックにまとめておけば、テストの直前にすぐに見直すことができて便利だそうです。基礎の力の確認にも役立ちます。

工夫2:語句や用語を声に出して覚える

国語の語句や、理科・社会の大切な用語は、声に出して言うことで覚えやすくなります。夕食のあとや寝る前など、時間を決めて毎日言うようにすると、より忘れにくくなるそうです。

工夫3:苦手な問題やポイントを壁に貼る

理科や社会で間違えた問題や、大切なポイントを模造紙などに書き出して、子どもの部屋やトイレの壁に貼っておく工夫もありました。いつも目につく場所に貼っておくと、自然と何度も目にすることになり、覚えやすくなります。

工夫4:学習計画を作る

とくに、受験までの日数が見えてきた小6に役立つのが、本番までの学習計画や、塾のテストの日程表を作ることです。どんなテストがあるのか、出題の範囲はどこか、克服すべき分野やなくすべき苦手はどこかが、はっきりします。

▶ 塾のテストの結果を単元ごとの◎○△で読む方法はこちら:塾のテスト結果は「単元ごとの◎○△」で読む|小1のサマーチャレンジテストで見えた得意・苦手・時間配分と、親子の分析表

間違いノートを作る4ステップ

間違いノートを作る4ステップ
間違いノートを作る4ステップ

ステップ1:間違えた問題を選ぶ

模試や確認テストで間違えた問題の中から、ノートに残す問題を選びます。すべての間違いを貼ると量が多くなりすぎるので、もう一度解けば身につきそうな問題を中心に選ぶとよいでしょう。

ステップ2:コピーして貼る

選んだ問題と解答をコピーして、ノートに貼ります。問題と解答を別のページに分けておくと、解き直しのときに答えが目に入らずにすみます。

ステップ3:日をあけてもう一度解く

貼った問題は、数日あけてから、もう一度解いてみます。自力で解ければ身についている証拠です。解けなかった問題には印をつけて、また日をあけて解き直しましょう。

ステップ4:テストの前に見直す

テストの前には、間違いノートを見直します。同じような問題でまた間違えないように、間違えた理由も一緒に確かめておくと効果的です。

そのほかの工夫

ほかにも、先輩保護者からは、次のような工夫を教えてもらいました。志望校の過去問を集めておく、時事問題の対策として子ども向けの新聞を読む、ストローを使って立体の模型を作る、理科の実験を家で行って体験する。どれも、子どもが目で見て、手を動かして学べる工夫です。

とくに、立体の模型や理科の実験は、教科書やテキストだけでは分かりにくい内容を、体験を通して理解するのに役立ちます。夏休みのように時間がある時期に取り入れてみるのもおすすめです。

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工夫を続けるためのコツ

どの工夫も、続けてこそ力になります。最初からすべてを取り入れようとすると、親も子どもも疲れてしまいます。まずは1つの工夫を選んで、2〜3週間続けてみましょう。うまく続けられたら、次の工夫を足していきます。

また、子どもが嫌がる工夫は、無理に続けなくてかまいません。声に出して覚えるのが好きな子もいれば、書いて覚える方が合う子もいます。子どもの様子を見ながら、わが家に合う形を探していきましょう。

よくある質問

Q. 間違いノートは、何年生から作ればいいですか?

A. 低学年のうちは、親が作って一緒に見直す形でもかまいません。学年が上がったら、子ども自身に問題を選んで貼ってもらうと、自分の苦手を意識できるようになります。

Q. 親が細かく関わるのと、子どもに任せるのは、どちらがいいですか?

A. 子どもの性格や学年によって違います。低学年のうちは親が関わる部分を多めにし、少しずつ子どもに任せる部分を増やしていくのがおすすめです。

Q. 壁に貼るのは、どんな内容がよいですか?

A. 何度も間違える問題や、覚えにくい用語、図や年表など、ひと目で確かめられる内容が向いています。覚えたものは外して、新しい内容に入れ替えていきましょう。

親の関わり方の5つのチェック

  • □ 間違えた問題をまとめる場所がある
  • □ 覚えることを声に出す時間がある
  • □ 苦手なポイントが目につく所にある
  • □ テストの日程と範囲が見えている
  • □ 子どもの自主性も大切にしている
親の関わり方の5つのチェック
親の関わり方の5つのチェック

まとめ:わが家に合う工夫を1つずつ

先輩保護者が取り入れていたのは、間違いノート、声に出して覚える習慣、苦手な問題を壁に貼る工夫、学習計画づくりなどでした。親の関わり方は家庭によってさまざまなので、子どもの性格や学年に合わせて、取り入れやすい工夫から試してみましょう。

まずは、最近のテストで間違えた問題を1つ選んで、ノートに貼るところから始めてみてください。

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