息子が通う早稲田アカデミーでは、小4以降、テストの結果をもとに、はっきりとクラスが分けられます。ただ、どんな基準でクラスが決まるのかは、外から見ていると分かりにくいものです。
そこで、元記事を書いた時点で、早稲アカの小4・小5のクラス分けの仕組みを調べてみました。この記事では、その仕組みと、クラスが上がるとき・下がるときの考え方、そして小6に向けて小5までに意識したいことを紹介します。仕組みは変わることがあるので、今の運用は校舎に確かめてください。
この記事でわかること
- クラス分けの3つの特徴
- 組分けテストに向けた準備
- クラスより大切なこと
クラス分けの3つの特徴


特徴1:組分けテストの平均点で決まる
元記事を書いた時点では、早稲アカの小4・小5のクラスは、提携している四谷大塚が行う組分けテストの、直近3回の平均点を基準に決まっていました。1回のテストの結果だけで決まるのではなく、何回かの平均で決まるのが特徴です。
特徴2:1回下回っただけでは下がらない
基準点をこえれば、上のクラスに上がることができます。一方で、クラスが下がるのは、基準点を2回下回ったときでした。1回下回っただけなら、いわば「あと1回で下がる」状態になり、今のクラスはそのまま保たれます。
このため、たとえば春に調子を落として成績が下がっても、夏に挽回して上のクラスに上がる、ということも十分に可能です。1回の結果で慌てなくてよい仕組みだといえます。
特徴3:小6のクラスは小5までの積み重ねで決まる
注意したいのが小6です。小6のクラスは、小5までの組分けテストのすべての回と、小6の組分けテストの平均で決まっていました。小4・小5ではしやすかったクラスの挽回が、小6では難しくなります。
つまり、小5までの成績が、小6のクラスにも大きく関わってくるということです。小6で上位のクラスにいたいなら、小5の終わり(1月)までに上位のクラスに入っておくことが大切です。
1年の過ごし方4ステップ


ステップ1:組分けテストの日程を知る
まずは、1年間の組分けテストの日程を確かめて、家族の予定表に書きこみます。テストの日が見えると、いつまでに何を復習すればよいかが分かります。
ステップ2:毎回のテストを解き直す
平均点でクラスが決まる仕組みでは、毎回のテストで安定して点を取ることが大切です。テストが返ってきたら、間違えた問題を解き直し、同じ間違いを次のテストでくり返さないようにしましょう。
ステップ3:落ちても次のテストで挽回する
基準点を下回っても、1回ならクラスはそのままです。結果に落ちこむより、次のテストで挽回することに気持ちを向けましょう。苦手な単元を見直し、次のテストに向けて準備を進めます。
ステップ4:小5の終わりを意識する
小6のクラスに小5までの結果が関わることを考えると、小5の終わりまでの1年間はとくに大切です。小5の秋から冬にかけて、苦手な単元を減らし、安定して点を取れるように準備を進めましょう。
組分けテストに向けた準備
組分けテストは、それまでに習った範囲から幅広く出題されることが多いテストです。テストの直前にまとめて勉強するより、ふだんの授業の復習とカリキュラムテストの解き直しを積み重ねておくことが、組分けテストの点数につながります。
テストの2週間ほど前からは、これまでのテストで間違えた問題を中心に見直しましょう。とくに、何度も間違えている単元は、テキストの例題に戻って、基本から確かめておくと安心です。
また、テストの当日は、時間配分にも気をつけたいところです。分からない問題で止まってしまうと、解けるはずの問題に手が回らなくなります。少し考えても分からない問題は飛ばして、最後の問題まで目を通すことを、ふだんから練習しておきましょう。
▶ 塾のテストで科目の明暗が分かれたときの見直し方はこちら:塾のテストで科目の明暗が分かれたら|算数は初の平均超え、国語は40台だった息子の結果と、次のテストまでの見直し方
クラスより大切なこと
クラスは、子どもの今の成績の目安にはなりますが、クラスを上げることが目的ではありません。大切なのは、毎回のテストで分からなかったところをなくし、理解を積み重ねていくことです。その積み重ねが、結果としてクラスにも表れてきます。
また、クラスが下がったときは、子どもが一番落ちこんでいるものです。親が結果を責めるのではなく、「次のテストでどこを直そうか」と一緒に考えてあげましょう。
▶ 早稲アカ低学年のクラス分けとテストの受け止め方はこちら:早稲田アカデミー低学年のクラス分けとテストの受け止め方|クラスより大切にしたい3つのこと
よくある質問
Q. クラスが下がってしまいました。どうすればいいですか?
A. まずは、どの単元で点を落としたのかを確かめましょう。仕組み上、次のテストで挽回できる可能性があります。苦手な単元を見直して、次のテストに備えましょう。
Q. 小6になってからクラスを上げるのは無理ですか?
A. 難しくはなりますが、無理というわけではありません。ただし、小5までの積み重ねが関わるため、小5までに上位のクラスを目指しておくのが安心です。
Q. 組分けテストの前は、塾の宿題を減らしてもいいですか?
A. 宿題の量や優先順位は、先生に相談してみましょう。テスト前は、新しい問題を解くより、これまでに間違えた問題の解き直しを優先する家庭も多いです。
クラス分けと向き合う5つのチェック
- □ 今のクラス分けの仕組みを校舎で聞いた
- □ 組分けテストの日程を予定表に書いた
- □ 毎回のテストを解き直している
- □ 1回の結果で子どもを責めていない
- □ 小5の終わりを意識して計画した


まとめ:1回の結果で慌てず、小5までに積み重ねる
元記事を書いた時点では、早稲アカの小4・小5のクラスは、組分けテストの直近3回の平均点で決まり、1回下回っただけではクラスは下がらない仕組みでした。一方で、小6のクラスは小5までの積み重ねで決まります。1回の結果で慌てず、毎回のテストを解き直しながら、小5の終わりまでに上位のクラスを目指しましょう。
まずは、今のクラス分けの仕組みを、校舎の先生に確かめるところから始めてみてください。
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