息子が通う塾では、毎週の授業のあとに、10分ほどの報告の時間があります。先生から、その日の授業での様子や、理解の度合いを簡単に聞くことができる時間です。
ただ、この短い時間に何を相談すればよいのか、悩むことがあります。せっかく先生と話せる機会なのに、「特にありません」で終わってしまうのはもったいない。そこで、塾の先生への相談の仕方や、親が気をつけたいことを整理してみました。
この記事でわかること
- 相談で伝えたい3つのこと
- 先生と話すための4ステップ
- 相談するときに気をつけたいこと
相談で伝えたい3つのこと


塾の先生に相談するときは、まず家庭の状況をきちんと伝えておくことが大切です。家庭の状況が分かると、先生も、その家庭で実際にできるアドバイスをしやすくなります。
1. 家庭で子どもを見られる時間
両親の帰宅時間や、家にいるときに子どもの勉強をどれくらい見られるかは、塾にとって大切な情報です。共働きで平日はあまり時間がとれない、週末ならじっくり見られる、といった状況を伝えておくと、家庭に合った勉強の進め方を提案してもらえます。
2. 親やきょうだいの中学受験の経験
両親やきょうだいが中学受験を経験しているかどうかも、伝えておきたい情報です。経験があれば、家庭でサポートできることも多くなりますし、経験がなければ、先生も基本的なところから説明してくれるでしょう。
3. 過去のテストや過去問の結果
家庭の状況を伝えたうえで、過去のテストや過去問の結果を見て分析してもらうと、学力の面で何が足りないのか、苦手な分野はどこか、効率のよい勉強の方法は何かなど、家庭でできる具体的なアドバイスを受けられます。
面談を受け身で待たない
早稲田アカデミーでも、定期的に面談の機会があります。ですが、面談の時期が来るのを受け身で待っているだけでは、気になることがあっても、相談のタイミングを逃してしまいます。
ふだんから聞きたいことや気になることを整理しておき、授業後の報告の時間など、タイミングよく先生をつかまえて話すことが大切です。こうした日ごろのコミュニケーションが、先生との信頼関係を深めることにもつながります。
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先生と話すための4ステップ


ステップ1:聞きたいことをふだんからメモする
家庭で勉強を見ていて気になったことは、その場でメモしておきましょう。宿題でつまずいたところ、テストで同じように間違えている問題、勉強の進め方で迷っていることなどです。
ステップ2:聞きたいことを1つにしぼる
授業後の報告の時間は、10分ほどと短いことが多いです。たくさんのことを一度に聞こうとせず、その日に一番聞きたいことを1つにしぼっておきましょう。
ステップ3:家庭の状況と一緒に伝える
相談するときは、「平日は時間がとれないので、週末にまとめて復習しているのですが」というように、家庭の状況と一緒に伝えると、先生も具体的に答えやすくなります。
ステップ4:聞いたことを家庭で試す
先生からアドバイスをもらったら、まずは家庭で試してみましょう。うまくいったかどうかを次の報告の時間に伝えると、さらに具体的なアドバイスをもらえます。
相談しやすい関係を作るために
先生と相談しやすい関係を作るには、ふだんのちょっとした会話も大切です。授業後に「今日もありがとうございました」と声をかける、家庭でのがんばりを伝える。こうした小さなやりとりの積み重ねが、いざというときに相談しやすい関係につながります。
また、先生の話を聞いたら、子どもにも伝えてあげましょう。先生がよいところを見てくれていると分かると、子どもの励みになります。
相談するときに気をつけたいこと
先生に相談するときは、子どもの前で話す内容にも気をつけましょう。授業後の報告の時間は、子どもも一緒にいることが多いです。テストの点数や、家庭での勉強のことで子どもを責めるような話し方をすると、子どもが傷ついてしまうこともあります。
子どもの前では前向きな話を中心にし、気になることをじっくり相談したいときは、電話や面談など、別の機会を作ってもらうのがおすすめです。
また、先生からのアドバイスは、すべてをそのまま取り入れなくてもかまいません。家庭の状況に合わせて、できることから試してみましょう。試してみて難しかったことも、正直に伝えれば、先生も別の方法を考えてくれます。
よくある質問
Q. 忙しそうな先生に話しかけてもいいですか?
A. 授業の前後は先生も忙しいことが多いので、短く要点を伝えるようにしましょう。じっくり相談したいときは、別に時間をとってもらえるかを聞いてみるのもよい方法です。
Q. 家庭の事情を塾に話すのに、ためらいがあります。
A. 話せる範囲でかまいません。家庭で勉強を見られる時間など、勉強の進め方に関わる情報だけでも伝えておくと、先生もアドバイスがしやすくなります。
Q. 先生によって言うことが違うときは、どうすればいいですか?
A. それぞれの先生の意見を聞いたうえで、担任の先生や教室の責任者に、家庭としてどちらを優先すればよいかを相談しましょう。
相談の前の5つのチェック
- □ 家庭で見られる時間を伝えた
- □ 親の受験経験の有無を伝えた
- □ 最近のテストの結果を持っている
- □ 聞きたいことをメモしてある
- □ 聞いたことを家庭で試す


まとめ:家庭の状況を伝え、面談を待たずに話す
塾の先生に相談するときは、まず家庭の状況を伝えることが大切です。家庭で見られる時間、親やきょうだいの受験経験、テストの結果を伝えたうえで相談すると、家庭でできる具体的なアドバイスがもらえます。面談を受け身で待たず、ふだんから聞きたいことを整理して、授業後の短い時間も生かしましょう。
まずは、次の授業の前に、先生に聞きたいことを1つだけメモしておくところから始めてみてください。
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