12月は、塾の面談の時期です。わが家も、息子のクラスの担任の先生と面談をして、相談させていただきました。正直に言うと、面談の前はあまり期待していませんでした。成績を伝えられて、授業中の様子を少し聞いて終わりだろう、と思っていたのです。
ところが、面談は予定の30分では終わらず、60分かかりました。先生からは、これまでのテストの成績、苦手な単元、そしてその単元を塾でどのように指導していくか、家では親がどのようにフォローすればよいかまで、具体的に教えていただきました。
結論から言うと、塾の面談を生かすには、事前にテストを見直して聞きたいことをしぼり、家庭での様子を先生に伝えることが大切です。そうすることで、成績の報告だけで終わらず、家庭で何をすればよいかまで具体的な助言をもらいやすくなります。この記事では、わが家の面談で聞けたことと、面談を生かすための準備、面談以外に先生と話す方法を紹介します。
この記事でわかること
- 面談で聞けた3つのこと
- 面談のあとに家族で共有する
- 塾の指導には限りがあると知っておく
面談で聞けた3つのこと


1:これまでのテストの成績
まずは、これまでのテストの成績を振り返りました。1回ごとの点数だけでなく、成績の流れを見ながら、どの時期に伸びて、どの時期に下がったのかを確かめました。
2:苦手な単元の洗い出し
次に、テストの結果から、息子が苦手としている単元を洗い出していただきました。家で見ているだけでは気づかなかった苦手なところもあり、とても参考になりました。
3:塾での指導と家庭でのフォロー
そして、いちばん大切だったのが、苦手な単元を塾でどのように指導していくか、家では親が何をすればよいかという助言です。塾と家庭の役割がはっきりしたことで、家での取り組み方が具体的になりました。
息子のクラスの担任の先生は、通っている校舎の先生で、ふだんの授業の様子もよく見てくださっています。毎週の授業のあとにも、授業での様子を伝えてくださるので、面談でも、テストの点数だけでなく、授業中の様子をもとにした助言をいただけたのだと思います。
面談を生かす4ステップ


ステップ1:直近のテストを見直しておく
面談の前に、直近のテストを親子で見直しておきましょう。どの単元で点を落としているのか、時間が足りなかった科目はあるか。親なりに苦手を予想しておくと、面談で先生の話を聞くときに、ポイントがつかみやすくなります。
ステップ2:聞きたいことを3つにしぼる
聞きたいことはたくさんあっても、面談の時間は限られています。いちばん聞きたいことを3つにしぼり、メモにして持っていきましょう。「算数の割合の単元を、家でどう復習すればよいですか」というように、具体的な質問にすると、具体的な答えが返ってきやすくなります。
ステップ3:家庭での様子を伝える
面談では、先生の話を聞くだけでなく、家庭での様子も伝えましょう。宿題にどのくらい時間がかかっているか、どの科目を嫌がるか、家でどんな勉強をしているか。先生は、教室での様子は知っていても、家での様子は知りません。家庭の様子が分かると、先生の助言はぐっと具体的になります。
ステップ4:聞いたことを1つだけ実行する
面談で聞いたことは、すぐに家で1つだけ始めてみましょう。たくさんの助言をもらっても、全部を一度に始めるのは難しいものです。いちばん取り組みやすいことから始め、次の面談で、その結果を先生に伝えると、さらに助言をもらいやすくなります。
面談のあとに家族で共有する
面談に参加できなかった家族がいる場合は、面談で聞いた内容を、その日のうちに共有しておきましょう。苦手な単元、家でのフォローの方法、先生からの助言。家族みんなが同じ情報を持っていると、子どもへの声かけがそろい、家庭での取り組みが続けやすくなります。
子どもにも、面談の内容を伝えてあげてください。先生がどんなところをほめていたか、これからどこを伸ばしていくか。「先生が、授業中によく手を挙げているって言っていたよ」といった言葉は、子どもにとって大きな励みになります。苦手な単元の話をするときも、「先生と一緒にがんばろうね」と、前向きな言葉で伝えることが大切です。
聞いたことを1枚の紙にまとめ、家族の誰もが目にする場所に貼っておくのもおすすめです。助言を忘れずに続けやすくなります。
面談以外に先生と話す方法
定期的な面談は、年に数回しかありません。気になることがあれば、面談の時期を待たずに相談してみましょう。授業のあとの短い時間に、授業の様子や理解度を聞く。相談の時間を短く設けてもらえないかお願いしてみる。苦手な単元を補うための教材について、先生に聞いてみる。こうした小さなやり取りの積み重ねが、塾を上手に活用することにつながります。
ただし、先生も多くの生徒を見ています。相談するときは、聞きたいことを短くまとめ、先生の負担にならないように配慮することも大切です。
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塾の指導には限りがあると知っておく
集団の塾では、先生が生徒一人ひとりに細かく目を配るには限りがあります。これは、どの塾にも当てはまることです。だからこそ、親が子どもの性格や苦手なところを理解し、塾に相談することで、塾の力をより引き出すことができます。
塾にすべてを任せるのではなく、塾と家庭で役割を分けて、一緒に子どもを支えていく。面談は、そのための大切な機会です。
よくある質問
Q. 面談で何を聞けばいいか分かりません。
A. まずは「家でどんなフォローをすればよいですか」と聞いてみてください。そのうえで、直近のテストで気になった単元について質問すると、具体的な話が聞けます。
Q. 面談の時間が短くて、十分に話せませんでした。
A. 後日、短い時間で相談できないかお願いしてみましょう。聞きたいことをメモにまとめて渡すのも1つの方法です。
面談の前後の5つのチェック
- □ 直近のテストを親子で見直した
- □ 聞きたいことを3つにしぼった
- □ 家庭での勉強の様子を伝えた
- □ 家でのフォローの方法を聞いた
- □ 聞いたことを1つ家で始めた


まとめ:準備して、伝えて、1つ実行する
塾の面談を成績の報告で終わらせないためには、事前にテストを見直して聞きたいことをしぼり、面談では家庭での様子を伝え、聞いたことを1つだけ家で実行することが大切です。面談以外にも、授業のあとの短い時間などを使って、先生と話す機会をつくりましょう。
次の面談の前に、まずは直近のテストを親子で見直すところから始めてみてください。
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