わが家の息子は、4月に小学校に入学しました。学校までは徒歩15分ほどの道のりで、1人で通学することになったため、道中の様子や居場所を親のスマホで確認できる方法を探しました。
子どもの見守りの方法には、GPS端末、キッズ向けスマホ、紛失防止タグなどがあります。この記事では、それぞれの違いと選び方、わが家が紛失防止タグを試して分かったこと、塾通いが始まったときの見守りの考え方を紹介します。
この記事でわかること
- 見守りの方法の違い
- 塾通いが始まったら
- 道具に頼りすぎないことも大切
見守りの方法の違い

GPS端末
子どもに持たせたGPS端末の位置を、親のスマホで確認する方法です。居場所だけでなく、移動の履歴を確認できるものもあります。通信を使うため、多くの場合、月額の費用がかかります。
キッズ向けスマホ
子ども向けに機能をしぼったスマホです。居場所の確認に加えて、通話やメッセージで連絡をとれるのが特徴です。回線の契約が必要で、月額の費用や、サービスによっては居場所を確認するたびに費用がかかるものもあります。
紛失防止タグ
本来は、鍵や財布などの落とし物を見つけるための小さなタグです。近くにあるスマホを通して位置が伝わるしくみのため、通信の契約は不要で、購入後の費用はかかりません。ただし、確認できるのはおおよその場所で、移動の履歴は確認できません。
また、紛失防止タグには、メーカーが人の見守りを想定していないとしている製品もあります。使う場合は、製品の注意事項を確認したうえで、家庭の判断で使うようにしましょう。【要確認】各サービスや製品の機能、費用は変わる可能性があるため、最新の情報を確認してください。
わが家が試して分かったこと
わが家では、最初はキッズ向けスマホやGPS端末を検討しました。ただ、どちらも通信の契約や月額の費用が必要で、居場所を確認するたびに費用がかかるサービスもあり、思ったより費用がかさむと感じました。
そんなときに、紛失防止タグが見守りに使えるかどうか、試してみることにしました。使えるという声も、使えないという声もありましたが、手ごろな価格で手に入ったので、実際に確かめてみようと考えたのです。
試してみると、数km離れた場所からでも、子どものおおよその場所を親のスマホで確認することができました。離れた公園で遊んでいる子どもの場所も確認できました。一方で、移動した道のりの履歴は確認できません。今どこにいるかが分かればよい、という家庭には合う方法だと感じました。
見守り方法を選ぶ4ステップ

見守りの方法を選ぶときは、まず何を確認したいのかを決めましょう。居場所だけ分かればよいのか、移動の履歴も見たいのか、子どもと連絡をとりたいのかで、合う方法は変わります。
次に、通学路の距離や、交通量の多い道、人通りの少ない場所などを親子で確認します。そのうえで、初期の費用と月額の費用を比べ、実際に使ってみて精度や使い勝手を確かめるとよいでしょう。
塾通いが始まったら
塾に通い始めると、子どもが1人で移動する時間がさらに増えます。塾の帰りは夕方から夜になることも多く、通学とは違う心配も出てきます。
塾通いでは、居場所の確認に加えて、「塾に着いた」「塾を出た」といった連絡がとれると安心です。塾によっては、入退室を保護者に知らせるしくみを用意しているところもあります。通学のときの見守り方法をそのまま使うか、連絡ができる方法に切り替えるかは、子どもの年齢や塾までの道のりに合わせて考えましょう。
子どもと決めておきたいルール
見守りの道具を持たせるときは、子どもともルールを決めておきましょう。たとえば、道具をかばんから出さない、なくしたらすぐに親に伝える、友だちの家に寄るときは事前に伝える、といったことです。
また、見守りの道具を持たせていることを、子どもにも説明しておくことが大切です。「心配だから持っていてね」と伝えると、子どもも見守られていることを前向きに受け止められます。子どもが成長するにつれて、どこまで見守るかも変わっていきます。高学年になったら、どの方法を続けるかを親子で話し合ってみましょう。
見守りの道具は、電池の残りや、スマホのアプリの設定も定期的に確認しておきましょう。いざというときに使えなければ意味がありません。月に1回など、確認する日を決めておくと安心です。
通学と塾通いでは、移動する時間帯も道のりも違うため、必要な見守りが変わることもあります。子どもの成長と生活の変化に合わせて、見守りの方法も少しずつ変えていきましょう。
道具に頼りすぎないことも大切
見守りの道具は、あくまで親の安心を助けるものです。道具があっても、危ない場所を避ける、知らない人についていかない、困ったときに助けを求める場所を知っておく、といった基本の約束が何より大切です。
入学前や塾に通い始める前には、親子で実際に道を歩いてみて、気をつける場所を一緒に確認しておきましょう。
よくある質問
Q. 低学年にスマホを持たせるのは早いですか?
A. 家庭の考え方によります。連絡をとる必要があるかどうか、使い方のルールを守れるかどうかを考えて決めましょう。居場所の確認だけなら、GPS端末などほかの方法もあります。
Q. 見守りの道具は、どこに付けるのがよいですか?
A. ランドセルや塾のかばんの内側など、外から見えにくく、毎日持ち歩くものに付けるのがおすすめです。付け忘れがないよう、親子で確認しましょう。
Q. 費用をかけずに見守る方法はありますか?
A. 通学路を親子で歩いて危ない場所を確認する、近所の人や同じ学校の保護者と声をかけ合うなど、道具を使わない見守りも大切です。道具と組み合わせて考えましょう。
見守りの5つのチェック
- □ 何を確認したいか決めた
- □ 通学路を親子で歩いた
- □ 費用を比べた
- □ 製品の使い方の注意を確認した
- □ 道具に頼りすぎていない

まとめ:目的と費用で選び、親子の約束を大切に
子どもの見守りの方法には、GPS端末、キッズ向けスマホ、紛失防止タグなどがあり、確認できることと費用が違います。わが家が試した紛失防止タグは、おおよその居場所が分かればよい家庭に合う方法でした。何を確認したいかを決め、費用を比べ、実際に使って確かめたうえで選びましょう。
まずは、通学路や塾までの道を、親子でもう一度歩いてみるところから始めてみてください。
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