わが家の子どもが6歳になり、4月から小学校に上がることになりました。そこで、習いごとを続けるか、変えるかを考えることにしました。いわば、習いごとの「断捨離」です。
小学校入学や塾通いの開始は、生活が大きく変わるタイミングです。この記事では、わが家が入学前に習いごとを見直した方法と、それぞれの判断の理由を紹介します。
この記事でわかること
- 見直す前と後の習いごと
- 入学前が見直しのチャンス
- 1週間の予定を書き出してみる
見直す前と後の習いごと


入学前の習いごとは、いずれも週1回でした。通信教材(家で父親と学習)、幼稚園の体操教室、英語教室、そして幼稚園の保護者仲間から紹介されたサッカー教室です。
これを4月からは、中学受験の塾(予定)、英語教室(継続)、サッカークラブ(探し中)、水泳教室(検討中)という形に変えることを考えました。
| 習いごと | 見直す前 | 4月から | 判断 |
|---|---|---|---|
| 中学受験の塾 | なし | 週1回(予定) | 始める |
| 通信教材 | 毎日少しずつ | なし | やめる |
| 英語教室 | 週1回 | 週1回 | 続ける |
| サッカー | 教室で週1回 | クラブで週1回 | 変える |
| 水泳 | なし | 検討中 | 様子を見る |
表にしてみると、習いごとの数は大きく変わらなくても、中身がずいぶん変わることが分かります。「やめる」ものを決めたからこそ、新しく始める塾の時間を無理なく入れられました。
習いごとを見直す4つの判断


1. 始める:中学受験の塾
中学受験の塾は、学力を中長期的に伸ばしていくために欠かせないと考えていました。入学に合わせて通い始める予定にしました。
2. やめる:通信教材
塾に通う予定があるので、これを機に、通信教材は退会を考えることにしました。一般に、塾と家庭学習の教材の役割が重なると、子どもの負担が大きくなりやすいと言われます。
3. 続ける:英語教室
英語教室は、本人が楽しそうに通っているので、様子を見ながら続けることにしました。子どもが楽しんでいる習いごとは、続ける理由として十分です。
4. 変える:サッカー教室からクラブへ
サッカーは、本人の技術面をもっと伸ばしたいと考え、クラブチームを調べることにしました。同じ習いごとでも、通う場所を変えることで、子どもの成長に合った環境を選ぶことができます。
検討中:水泳教室
新しく、水泳教室も考えています。ただし、始めるかどうかは、本人のやる気と体力しだいです。
見直すときに大切にしたいこと
習いごとを見直すときは、子どもが楽しんでいるかどうかを一番に考えましょう。親が「役に立ちそう」と思う習いごとでも、子どもが楽しめていなければ、続けるのは難しくなります。
また、新しく始める習いごとは、子どもの体力と1週間の予定に無理がないかを確かめておくことが大切です。小学校に入学すると、学校の生活に慣れるだけでも子どもは疲れます。そこに塾や習いごとが重なると、思った以上に負担がかかります。
▶ 習いごとで育てたい「話し合う力」と「挑戦する力」はこちら:習いごとで育てたい「話し合う力」と「挑戦する力」|学力だけでは身につかないソフトスキルを幼児期から
入学前が見直しのチャンス
習いごとは、一度始めると、やめるタイミングを見つけにくいものです。入学や進級のように生活が変わるときは、自然に見直せるチャンスです。
このタイミングで、今の習いごとを書き出し、子どもと一緒に「これからどうしたいか」を話してみましょう。子ども自身が選んだ習いごとなら、続ける意欲も高まります。
見直しの判断に迷ったときの考え方
続けるか、やめるかで迷う習いごともあります。そんなときは、「その習いごとで、子どもに何を身につけてほしいか」を考えてみましょう。目的がはっきりしていれば、続けるべきか、別の形で補えるかが判断しやすくなります。
たとえば、体を動かす習慣をつけたいのが目的なら、体操教室でなくても、サッカーや水泳で同じ目的を果たせるかもしれません。英語に親しんでほしいのが目的なら、子どもが楽しく通えている今の教室を続けるのが一番です。
また、すぐに結論を出さず、「1か月様子を見てから決める」という選び方もあります。新しい生活に慣れてから判断したほうが、子どもに合った選択ができることもあります。
判断に使える4つの質問
続けるか、やめるかで迷ったときは、次の4つの質問に答えてみると、考えが整理しやすくなります。
| 質問 | 「続ける」に傾く答え | 「やめる・変える」に傾く答え |
|---|---|---|
| 子どもは楽しんでいるか | 行く日を楽しみにしている | 行く前にいやがることが多い |
| 目的に合っているか | 体力づくりなど目的にかなう | 目的が別の方法で満たせる |
| 時間の負担は大丈夫か | 宿題や睡眠に影響がない | 疲れて宿題ができない日が増える |
| 費用は続けられるか | 無理なく払える | 塾の費用と合わせると負担が大きい |
4つすべてがそろわなくても大丈夫です。どれを大切にするかは家庭によって違います。わが家では、「子どもが楽しんでいるか」をいちばん重く考えました。
子どもと一緒に決める
習いごとの見直しは、親だけで決めずに、子どもの気持ちも聞いてみましょう。「どの習いごとが楽しい?」「やってみたいことはある?」と聞くと、親が気づいていなかった子どもの思いが分かることがあります。
子どもが自分で「続けたい」「やってみたい」と言った習いごとは、続けるための大きな力になります。
1週間の予定を書き出してみる
見直しの最後には、新しい1週間の予定を書き出してみましょう。学校、塾、習いごと、家庭学習、そして休む時間が、無理なく入るかどうかを確かめます。
書き出した予定を見て、子どもが疲れてしまいそうなら、始める時期をずらすなどの調整も考えましょう。
入学後3か月で見直すポイント
入学前に決めた習いごとの組み合わせは、実際に小学校が始まってから、もう一度見直すことをおすすめします。
| 時期 | 見るポイント |
|---|---|
| 4月 | 学校に慣れるまで疲れが出ていないか |
| 5月 | 習いごとの日に宿題が回っているか |
| 6月 | 子どもが続けたいと言っているか、新しく興味が出たものはあるか |
入学直後は、学校に慣れるだけでも子どもは疲れます。予定どおりにいかないことがあっても、「最初の3か月は調整期間」と考えておくと、親も焦らずにすみます。
よくある質問
Q. 習いごとをやめると、子どもが悲しみませんか?
A. 子どもが楽しんでいる習いごとをやめるときは、理由を丁寧に伝え、子どもの気持ちを聞きましょう。続けたい気持ちが強ければ、ほかの習いごとを見直すことも考えられます。
Q. 塾と習いごとは、いくつまで両立できますか?
A. 子どもの体力や家庭の予定によります。1週間の中に、休む日をつくれるかどうかを目安にするとよいでしょう。
Q. 通信教材は、塾に通い始めたらやめるべきですか?
A. 塾の宿題と役割が重なる場合は、見直してもよいでしょう。苦手な分野だけ続けるなど、使い方を変える方法もあります。
Q. 習いごとの見直しは、どのくらいの頻度ですればよいですか?
A. 入学や進級、塾の学年が変わるときなど、生活が変わるタイミングで見直すのがおすすめです。
Q. 新しい習いごとを始めるときに、気をつけることはありますか?
A. 体験レッスンに参加して、子どもが楽しめるかを確かめましょう。送り迎えや費用も、続けられるかどうかの大切なポイントです。
Q. 友達に紹介された習いごとを、やめるときはどうすればよいですか?
A. 紹介してくれた方には、子どもの新しい生活に合わせて見直したことを伝えれば大丈夫です。
Q. 子どもがやめたいと言っても、続けさせたほうがよいですか?
A. まずは、どうしてやめたいのかを聞いてみましょう。一時的に疲れているだけのこともあれば、本当に合っていないこともあります。理由が分かれば、続けるか、形を変えるかを一緒に考えられます。
習いごとを見直す5つのチェック
- □ 今の習いごとを書き出した
- □ 本人が楽しんでいるか見た
- □ 塾と役割が重なるものを確かめた
- □ 伸ばしたいことを考えた
- □ 1週間の予定に無理がないか確かめた


まとめ:続ける・やめる・変える・始めるで整理する
小学校入学前は、習いごとを見直すよいタイミングです。今の習いごとを書き出し、続ける・やめる・変える・始めるの4つで整理してみましょう。判断するときは、子どもが楽しんでいるか、塾と役割が重なっていないか、体力と予定に無理がないかを大切にしてください。
まずは、今の習いごとを紙に書き出して、子どもと一緒に眺めてみてください。
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