年長の息子は、幼稚園のほかに、英語教室とサッカー、通信教育を続けています。
なかでも悩んだのが英語です。教材のリスニングはネイティブの速さで、テキストも園児には難しい内容でした。この記事では、わが家の年長の1週間と、難しい英語教材から大事なフレーズだけを覚える工夫を紹介します。
この記事でわかること
- 年長の習い事と家庭学習
- フレーズを覚えやすくする工夫
- 週末の家庭学習を続けるコツ
年長の習い事と家庭学習


わが家の年長の息子の、園の外での習い事と学習は、次のとおりです。
英語教室
毎週1回、平日に1時間通っています。それに加えて、日曜日に30分ほど、テキストの予習をしています。
サッカー
毎週土曜日に1時間、近所のサッカークラブで体を動かしています。
通信教育
毎週土日に、1〜1.5時間ほど取り組んでいます。父親と一緒に、テキスト中心のワークを進めます。
土日には、通信教育のワークと英語の読み聞かせを、あわせて1〜1.5時間ほど行うというのが、わが家の週末の流れです。
| 曜日 | 習い事・家庭学習 | 時間 |
|---|---|---|
| 平日1日 | 英語教室 | 1時間 |
| 土曜 | サッカークラブ | 1時間 |
| 土日 | 通信教育のワーク | 1〜1.5時間 |
| 毎日 | 英語の音声を聞く、読み聞かせ | 10〜15分 |
こうして並べると、年長でも1週間の予定はなかなか盛りだくさんです。英語の家庭学習は、ほかの予定の合間に、短い時間で取り組めるものにしぼる必要がありました。
▶ 小1になってからの1週間の過ごし方はこちら:小1の1週間の生活リズム|朝の計算ドリル・学校・英語教室・塾をどう組み合わせるか
英語教材が難しすぎる
英語教室のテキストは、幼稚園児とは思えないほどハイレベルでした。リスニングはネイティブの速さで、テキストも園児には難しい内容です。
正直に言うと、ネイティブの聴き取りには父親でも苦戦します。息子は当然、何を言っているのか、まったく分かっていない様子でした。
教材が難しいと、親はつい「全部分かるようにしなければ」と焦ってしまいます。けれども、幼い子どもに難しい英語を無理に理解させようとすると、英語そのものが嫌いになってしまう心配もあると言われます。
難しい英語教材から覚える4つのステップ


1. 教材にふれる
まずは、教材の英語を聞いたり、読み聞かせたりします。この段階では、全部が分からなくても気にしません。
2. 大事なフレーズを選ぶ
教材の中から、要所要所の重要な単語やフレーズを選びます。わが家では、たとえば「You are welcome.」や「Here you are.」のような、ふだんの生活でも使えるひと言を選びました。
3. 「これだけは覚えてね」と伝える
選んだフレーズを分かりやすく説明し、「これだけは覚えてねー!」と伝えます。覚えるところをしぼると、息子もちゃんと覚えてくれました。
4. 会話の中で確かめる
覚えたフレーズは、ときどき会話の中で使ってみて、覚えているか確かめています。テストのように問いただすのではなく、ふだんのやりとりの中で自然に使うのがポイントです。
フレーズの選び方の目安
教材の中から「これだけは覚えてね」と選ぶフレーズは、次のような目安で選んでいます。
| 目安 | 例 |
|---|---|
| 毎日の生活で使える | Good morning. / Thank you. / I’m hungry. |
| 短くて言いやすい | Let’s go! / I like it. |
| 教材の中で何度も出てくる | 教材のお話のキーになる一言 |
| 子どもが好きなものに関係する | I like dinosaurs. |
1週間に選ぶのは、1〜2つのフレーズで十分です。たくさん選ぶと、覚えることが負担になってしまいます。選んだフレーズは、紙に書いて冷蔵庫などに貼っておくと、親も子どもも思い出しやすくなります。
フレーズを覚えやすくする工夫
短いフレーズでも、ただくり返すだけでは忘れてしまいがちです。使う場面とセットで伝えると、子どもの記憶に残りやすいと言われます。たとえば、物を手渡すときに「Here you are.」、お礼を言われたときに「You are welcome.」と、親が実際に使って見せるのも効果的です。
覚えたフレーズを子どもが使えたときは、「よく覚えていたね」と認めてあげましょう。使えた経験が、次のフレーズを覚える意欲につながります。
英語を「苦」にしないことがいちばん
わが家が英語を教えているのは、早いうちから、英語を覚えることが苦にならないようにしたいからです。日本語と同じようにとはいかなくても、英語がスムーズに頭に入るようになればと思っています。
幼児期の英語は、どれだけ覚えたかより、英語に対して前向きな気持ちを持てているかが大切だと言われます。覚えるフレーズをしぼることは、子どもの負担を減らし、「覚えられた」という小さな自信を積み重ねることにもつながります。
週末の家庭学習を続けるコツ
習い事と家庭学習が重なると、週末の予定はすぐにいっぱいになります。1回の時間を1〜1.5時間ほどに区切り、毎週同じ流れで取り組むと、子どもも見通しを持って過ごしやすくなると言われます。
また、ワークと英語の読み聞かせのように、性格の違う学習を組み合わせると、気分が切り替わって集中が続きやすくなります。わが家では、模試のあとの週末には、毎週のワークに加えて模試の復習も行いました。
▶ 模試の答案をもとにした解き直しはこちら:模試の復習は「自分で考えた答案」から|家ではできるのにテストで間違える、ペーパーに慣れるための解き直し
1週間の英語の取り組み方の例
わが家の、英語の1週間の流れの例です。
| 曜日 | 取り組み | 時間 |
|---|---|---|
| 英語教室の日 | 教室で新しい教材にふれる | 1時間 |
| 翌日 | 親が教材から1〜2つのフレーズを選ぶ | 親だけ5分 |
| 平日 | 朝や夕食のときに、選んだフレーズを使ってみる | 1〜2分 |
| 週末 | 教材の音声を聞きながら、フレーズが出てきたら一緒に言う | 10分 |
特別な勉強の時間をとるのではなく、生活の中で「使ってみる」ことを大切にしています。朝に「Good morning!」と声をかけるだけでも、子どもは楽しそうに返してくれます。
よくある質問
Q. 幼児の英語教材が難しすぎるときは、やめたほうがよいですか?
A. すぐにやめる必要はありません。全部を理解させようとせず、覚えるフレーズをしぼって取り組むと、負担を減らしながら続けられます。
Q. どんなフレーズを選べばよいですか?
A. あいさつや、物を渡すときのひと言など、ふだんの生活で使える短いフレーズがおすすめです。使う場面があると、子どもも覚えやすくなります。
Q. 親が英語に自信がなくても大丈夫ですか?
A. 大丈夫です。親がすべて聴き取れなくても、短いフレーズを一緒に言ってみるだけで十分な練習になります。
Q. 習い事が多すぎないか心配です。
A. 子どもが疲れていないか、楽しんでいるかを見ながら調整しましょう。週末に休む時間を残しておくことも大切です。
Q. 英語の読み聞かせは、どのくらいの時間がよいですか?
A. 幼児の集中が続く短い時間で十分です。子どもが飽きてきたら無理に続けず、次の機会に回しましょう。
Q. 親が英語に自信がなくても大丈夫ですか?
A. 大丈夫です。教材の音声を一緒に聞いて、親もまねして言ってみる姿を見せるだけで、子どもにとってよいお手本になります。完ぺきな発音より、一緒に楽しむことを大切にしましょう。
英語を負担にしない5つのチェック
- □ 全部分からなくても気にしない
- □ 覚えるフレーズをしぼった
- □ 「これだけ覚えてね」と伝えた
- □ ふだんの会話で確かめた
- □ 英語が苦になっていないか見ている


まとめ:大事なフレーズだけ覚えて、英語を楽しく続ける
年長の英語教材は、ネイティブの速さで、園児には難しいこともあります。全部を理解させようとせず、大事なフレーズだけを選んで「これだけは覚えてね」と伝え、会話の中で確かめていけば、英語を負担にせずに続けられます。
まずは、教材の中から、ふだん使えるひと言をひとつ選んでみてください。
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