人気の塾では、校舎によって募集が止まっていることがあります。そうした話を聞くと、「低学年のうちに入っておかないと」と焦る家庭も増えているように感じます。
ですが、今の学年で募集が止まっていても、もう入れないとはかぎりません。学年が上がるタイミングでクラスを増やし、募集を再開する校舎も多くあります。だからこそ、焦って決める前に、塾選びの軸を何にするのかを考えておくことが大切だと考えています。
この記事でわかること
- 人気の塾に入りたいときの考え方
- 小3までの4ステップ
- 早めに入る家庭の考え方も理解できる
人気の塾に入りたいときの考え方
どうしても人気の塾に入りたい場合は、新3年や新4年など、学年が上がるタイミングでの入塾をねらうのが1つの方法です。とくに新4年は、本格的に受験の勉強を始める子が増えるため、募集を再開する校舎が多いといわれます。
そのためには、少なくとも新4年の入室テストで上位で入れるくらいの力をつけておくことが大切です。そして、その塾に入れなくても何とかなる、という考え方を持っておくことも大切です。1つの塾に頼りきらない考え方があれば、募集の状況に振り回されずにすみます。
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低学年で入っても安心はできない
運よく低学年で人気の塾に入れたとしても、それで安心できるわけではありません。低学年の授業や教材は、学ぶ楽しさを体験することが中心のものが多く、より上を目指すなら、家庭での学習も別に積み重ねていく必要があります。
また、低学年のうちから自分で学ぶ習慣がないと、学年が上がって授業の進み方が速くなったときに、ついていくだけで精一杯になってしまうこともあります。
塾選びの軸を決める3つの視点


視点1:今の成績
わが家の息子は、成績が平均的なところにいます。今の成績で、どんな授業のペースが合うのかを考えることが、塾選びの出発点になりました。
視点2:自分で学ぶ習慣
息子は、自分から学習を進める力がまだ十分ではありません。そのため、授業の進み方が速い塾より、親身に指導してもらえる塾の方が合うと考えました。
視点3:家庭でやりたいこと
とくに算数は、家庭学習でやりたいことがたくさんあります。わが家にとっては、低学年のうちに家庭での学習の時間を確保することも、塾選びで大切にしたい点でした。
この3つの視点から、わが家は「親身に指導してもらえる塾」を軸にして、早稲田アカデミーにお世話になることにしました。
小3までの4ステップ


ステップ1:小1で親身な塾に入る
小1の4月から、早稲アカに通い始めました。週に1回の授業で、座って学ぶ習慣を身につけることを大切にしています。
ステップ2:家庭学習を積み重ねる
塾の授業とあわせて、家庭学習を毎日続けます。とくに算数は、計算や図形など、家庭で取り組みたいことを1つずつ進めています。
ステップ3:小3の終わりに成績と取り組み方を確かめる
少なくとも小3の終わりまでは早稲アカに通い、成績と、息子自身の学習への取り組み方を確かめていきます。
ステップ4:新4年で続けるか移るかを決める
新4年のときに、志望校を考えながら、早稲アカを続けるか、さらに上を目指してSAPIXに移るかを決める、というロードマップを考えています。今の優先課題は、「小4からの本格的なカリキュラムで、上位層と闘える学力をつけることを目標に、小3の1月まで進む」ことです。
▶ その後「SAPIXファースト」をやめたわが家の理由はこちら:「SAPIXファースト」をやめた理由|新3年での転塾を考えていたわが家が、早稲アカに残ると決めた5つの視点
見直しのときに確かめたいこと
小3の終わりに塾を続けるか移るかを考えるときは、いくつかの点を確かめるつもりです。授業の内容を理解できているか、宿題を自分で進められるようになっているか、テストの結果は安定してきているか。そして何より、息子が塾を楽しめているかどうかです。
塾を移る場合は、移った先の授業の進み方についていけるか、通う時間や曜日に無理がないかも考える必要があります。今の塾で志望校の対策ができるのであれば、無理に移る必要はありません。見直しの時期を先に決めておくと、それまでの間は目の前の学習に集中できます。
早めに入る家庭の考え方も理解できる
一方で、とにかく人気の塾に入って席を確保したい、低学年のうちは楽しく通えればよい、という家庭が早めに入塾を決めることも、理解できます。大切なのは、家庭ごとに塾選びの軸をはっきりさせておくことです。
よくある質問
Q. 見直しの時期は、いつがよいですか?
A. 学年が変わる前の冬が1つの目安です。新4年のカリキュラムが始まる前に、続けるか移るかを決めておくと、子どもも落ち着いて新しい学年を迎えられます。
Q. 低学年で人気の塾に入らないと、あとから入れませんか?
A. 学年が上がるタイミングで募集を再開する校舎も多くあります。入塾テストに向けて力をつけておけば、あとから入る道もあります。
Q. 塾選びの軸は、どうやって決めればいいですか?
A. 子どもの今の成績、自分で学ぶ習慣があるか、家庭でやりたい学習の3つから考えるのがおすすめです。家族で話し合って、優先することを決めましょう。
塾選びの軸の5つのチェック
- □ 子どもの今の成績を把握した
- □ 自分で学ぶ習慣があるか見た
- □ 家庭でやりたい学習を書き出した
- □ 塾選びの軸を家族で決めた
- □ 見直す時期を決めた


まとめ:焦らず、軸と見直しの時期を決める
人気の塾の募集の状況に焦って決めるより、塾選びの軸と見直しの時期を決めておくことが大切です。わが家は、今の成績、自分で学ぶ習慣、家庭でやりたいことの3つから、親身に指導してもらえる塾を選び、小3の終わりに確かめて、新4年で続けるか移るかを決める計画を立てました。
まずは、わが家の塾選びの軸を、家族で1つ決めるところから始めてみてください。
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