小6になると、塾の授業も宿題も一気に増えます。早稲田アカデミーでも、テキストやテストの量が増え、「全部やろう」とするとどこかで手が回らなくなりがちです。
そこで大切になるのが、家庭学習の優先順位です。この記事では、早稲アカに通う小6が、クラスごとに何を固めて何を後回しにするか、そして選抜クラスや志望校別のコースとどう向き合うかを整理します。わが家の息子も早稲アカに通っていますが、まだ低学年のため、この記事は一般的な考え方としてまとめています。
この記事でわかること
- クラス別に固めること
- 選抜クラス・志望校別コースとの向き合い方
- 模試の結果を優先順位づけに使う
クラス別に固めること


基礎クラス:基本問題を4教科広く
基礎のクラスにいる場合は、応用問題に手を広げるより、基本問題を4教科まんべんなく復習することを優先します。小6では理科と社会の範囲も広がるので、算数と国語だけに偏らないよう、毎日少しずつでも4教科に触れることが大切です。
計算と漢字は、塾の宿題とは別に、家庭で毎日続けるメニューを作っておくと安心です。宿題の中でも、基本問題に印をつけて「ここだけは必ず解けるようにする」と決めておくと、取り組む量が見えて子どもも落ち着きます。
標準クラス:宿題をこなし、理社の細かい知識まで
標準のクラスでは、基本的には塾の宿題をしっかりこなしていくことが軸になります。難しい問題でもすぐに答えを見ず、少し粘って考える習慣をつけましょう。
理科と社会は、テキストの細かい部分まで覚えておくことで点数が安定します。面倒に感じる暗記をコツコツ続けることが、上のクラスへの近道になります。
上位クラス:応用問題の解き直しを徹底
上位のクラスでは、応用問題や難しい問題をどこまで解けるかが差になります。テストや授業で間違えた問題を、時間をおいてもう一度自力で解き直すことを徹底しましょう。
ただし、上位クラスでも全部の問題を同じ熱量でこなすのは大変です。志望校で出やすい分野を中心に、解き直す問題を選んでいくと、時間を有効に使えます。
小6の1年の進め方


クラスに関係なく、小6は時期によって大事なことが変わります。春は基礎と計算・漢字、夏は総復習で苦手の穴をうめる時期、秋からは志望校の過去問に取り組み始め、冬は間違えた問題の直しにしぼっていきます。
夏期講習は量が多く、授業についていくだけで精一杯になりがちです。講習で扱った問題を全部やり直すのではなく、間違えた問題と、苦手な単元の基本問題に戻る時間を確保しておくと、秋からの伸びにつながります。
選抜クラス・志望校別コースとの向き合い方
早稲アカには、難関校を目指す選抜クラスや、小6で志望校別の対策コースがあります。こうしたクラスに入るための選抜テストは、限られた回数しか行われません。入ることを目指すなら、テストの時期を早めに確認し、そこに向けて準備することが大切です。【要確認】クラスやコースの名前、テストの回数は年度によって変わる可能性があるため、塾の案内で確認してください。
一方で、志望校別のコースに入れなかったとしても、受験が終わるわけではありません。その場合は、家庭で志望校の過去問に早めに取り組み、出題の傾向をつかんでおくことが大切です。親子だけで難しいと感じたら、塾の先生に過去問の進め方を相談してみましょう。
▶ 塾任せにしない志望校対策の考え方はこちら:塾任せNG!正しい志望校対策 その4
優先順位を決めるときのコツ
優先順位を決めるときは、テストの結果を見て「どの単元で点を落としているか」を親子で確認するところから始めます。点数や順位だけでなく、間違えた問題の種類に目を向けると、次に何をすればよいかが見えてきます。
また、後回しにすると決めた問題があっても、それは「やらない」ではなく「今はやらない」という意味です。基礎が固まってから戻ればよいと考えると、子どもも罪悪感を持たずに取り組めます。
模試の結果を優先順位づけに使う
小6では、塾内のテストに加えて、志望校の判定が出る模試も増えてきます。模試の結果は、合否の判定だけを見るのではなく、分野ごとの正答率を見て、家庭学習の優先順位を決める材料にしましょう。
特に、多くの受験生が正解している問題を落としている分野は、優先して復習したいところです。反対に、正答率の低い難しい問題は、基礎クラスや標準クラスのうちは後回しにしても構いません。このように、模試を「次に何をするか」を決める道具として使うと、限られた時間を効率よく使えます。
結果を見たら、次の模試までに取り組む分野を2つか3つにしぼって書き出しておきましょう。やることがはっきりすると、毎日の家庭学習の迷いが減ります。次の模試で、その分野の正答率が上がったかを確認すれば、取り組みの効果も見えてきます。
よくある質問
Q. 宿題が全部終わらないのですが、大丈夫ですか?
A. 全部終わらなくても、基本問題と間違えた問題の直しができていれば十分な場合が多いです。どこまでやるかは、塾の先生に相談して決めると安心です。
Q. 選抜クラスに入れないと、難関校は難しいですか?
A. 選抜クラスに入れなくても、家庭で過去問対策を進めて合格する人もいます。クラスにとらわれすぎず、志望校の問題に慣れることを優先しましょう。
Q. 理科と社会はいつから本格的に取り組めばよいですか?
A. 小6では理科と社会の範囲も広くなるため、春から少しずつでも毎日触れておくのがおすすめです。夏休みの総復習で苦手な分野を確認しておくと、秋以降が楽になります。
小6の家庭学習5つのチェック
- □ 今のクラスで固めることを決めた
- □ 後回しにする問題を決めた
- □ 計算と漢字を毎日続けている
- □ 過去問を始める時期を決めた
- □ 志望校対策の分担を決めた


まとめ:クラスと時期に合わせて、やることをしぼる
早稲アカの小6は、クラスによって家庭で力を入れる場所が違います。基礎クラスは基本問題を4教科広く、標準クラスは宿題と理社の細かい知識、上位クラスは応用問題の解き直し。そして時期ごとに、今いちばん大事なことを1つ決めておくことが、忙しい小6を乗り切るコツです。
まずは、今のクラスで「必ず解けるようにする問題」に印をつけるところから始めてみてください。
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