小5になると、塾の学習内容はぐっと難しくなり、宿題の量も増えます。早稲田アカデミーでも、宿題をこなしきれず、テストで思うように点が取れないという悩みはよく聞かれます。
この記事でわかること
- 早稲アカの面倒見の良さを活かす
- クラス別に問題量をしぼる
- 1週間の予定を親子で見える化する
早稲アカの面倒見の良さを活かす
早稲アカは熱い指導のイメージが強いですが、教室から各家庭へ、原則として月に1回ほど電話があります。わが家にも、先生から何かしらの連絡でお電話をいただくことがあります。入試の直前には、先生が激励やフォローをしてくれるという話もあり、家庭と一緒に子どもを支えてくれる面倒見の良さは大きな魅力です。【要確認】電話の頻度は元記事執筆時点のもので、教室によって異なる可能性があります。
一方で、先生の熱い接し方を、プレッシャーに感じる子もいます。子どもの様子を見て、萎縮しているようであれば、電話の機会などに先生に相談してみるとよいでしょう。宿題の量についても、遠慮せずに相談できる関係を作っておくことが、悪循環を防ぐ第一歩になります。
宿題が回らない悪循環


小5で成績が伸び悩むとき、多くの場合は次のような流れが起きています。授業の内容を理解しきれないまま宿題に取りかかる。量が多くてこなしきれない。月例テストで点が取れない。上のクラスに上がれず、やる気が下がる。そして、また授業が分からなくなる、という流れです。
この流れに入ると、頑張って宿題をこなしているのに成績が上がらない、という苦しい状態が続きます。大切なのは、どこか1か所を断ち切ることです。いちばん手をつけやすいのは、宿題の量を「全部」から「定着させたい問題」にしぼることです。
例題をじっくり読んでから問題に入る
テキストの例題をていねいに読み、解き方を理解してから問題に取り組むと、宿題の効率が上がります。問題を解く前に、例題の解き方を子どもに説明してもらうのも効果的です。
取り組む問題を先に決める
宿題を始める前に、親子で「今週はここまでやる」と問題に印をつけておくと、量に追われる感覚が減ります。標準的な問題を確実に解けるようにすることが、小5のいちばんの目標です。
クラス別に問題量をしぼる


基礎クラス:基本の反復と算数・国語
基礎のクラスでは、問題量を思い切ってしぼり、基本問題を何度もくり返して確実に得点できるようにします。計算と漢字には特に時間を割きましょう。理科と社会は小6からでも追いつきやすいと言われる一方、算数と国語は積み上げの教科なので、小5のうちは算数と国語を中心に進めるのがおすすめです。
標準クラス:宿題とテスト直しを4教科均等に
標準のクラスでは、できる範囲で塾の宿題をこなし、テストの間違い直しをていねいに行います。標準的な問題を広くまんべんなく解けるようにし、4教科で均等に点が取れることを目指します。上のクラスに上がるためには、難問よりも弱点をつぶしていくことが近道です。
上位クラス:宿題に加えて間違い直しを徹底
上位のクラスでは、宿題をこなすことに加えて、テストの間違い直しをていねいに行うことが大切です。上位をキープするためには、苦手な単元を残さないことを意識しましょう。
▶ 宿題の取捨選択の考え方はこちら:取組むべき宿題の取捨選択
親ができるサポート
親ができるいちばんのサポートは、宿題の量と子どもの様子を見守り、無理が出ていたら早めに調整することです。毎週、テストの結果と一緒に、どの宿題に時間がかかったかを確認しておくと、しぼるべき問題が見えてきます。
クラスがなかなか上がらない場合でも、すぐに結論を出す必要はありません。まずは家庭学習のやり方を見直し、それでも難しいときは、先生に相談しながら次の一手を考えましょう。
1週間の予定を親子で見える化する
宿題が回らなくなる背景には、1週間のどこで何をするかが決まっていないこともあります。塾の日、学校の行事、習い事などを書き込んだ1週間の予定表を作り、宿題を入れられる時間を親子で確認しましょう。
予定表を作ると、「この日は時間がないから、前の日に算数を進めておこう」といった調整ができるようになります。テストの前日は予備日として空けておくと、終わらなかった宿題を取り戻す時間にもなります。子ども自身が予定表を見て動けるようになると、親の声かけも少なくて済みます。
予定表は、最初から完璧に作る必要はありません。1週間使ってみて、時間が足りなかった日や余った日を確認し、少しずつ直していけば十分です。続けるうちに、その家庭に合ったリズムが見えてきます。
よくある質問
Q. 宿題を減らすと、授業についていけなくなりませんか?
A. 授業の内容を理解する時間を確保するために、量をしぼるという考え方です。基本問題が確実に解けるようになれば、授業の理解もしやすくなります。
Q. 先生に宿題の量を相談してもよいのでしょうか?
A. 相談してよいと考えています。子どもの様子を伝えると、優先する問題を教えてもらえることもあります。
Q. 理科と社会を後回しにしても大丈夫ですか?
A. 小5のうちは算数と国語を優先しつつ、理科と社会も授業の復習だけは続けておくと安心です。まったく手をつけないと、小6で取り戻すのが大変になります。
小5の家庭学習5つのチェック
- □ 授業の内容をその週に復習している
- □ 取り組む問題に印をつけている
- □ テストの間違い直しをしている
- □ 計算と漢字を毎日続けている
- □ 困ったら先生に相談している


まとめ:全部こなすより、定着させる
早稲アカの小5で宿題が回らなくなったら、授業の理解、宿題の量、テスト、やる気の悪循環のどこかを断ち切ることが大切です。例題をじっくり読み、取り組む問題を先に決め、クラスに合わせて問題量をしぼる。面倒見の良い先生にも相談しながら進めていきましょう。
まずは今週の宿題で、「必ず解けるようにする問題」に印をつけるところから始めてみてください。
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