小学校入学を前にした年長の1年は、わが家にとって、これからの進路について考えることの多い1年でした。いくつもの大きな決断と挑戦があり、そのたびに家族で話し合いました。
この記事でわかること
- 年長の1年の5つの出来事
- 子どもの意思を尊重して次の目標へ
- うまくいかなかったこともふり返る
年長の1年の5つの出来事


1. 小学校受験をしないと決めた
わが家は、小学校受験を考えた時期もありましたが、最終的に受験しないと決めました。
2. 公立の小学校に進むことにした
小学校は、公立に進むことにしました。
1年の流れを時系列で見ると
5つの出来事を、時期ごとに並べてみると、次のような流れでした(時期はおおよそです)。
| 時期 | 出来事 | そのときの気持ち |
|---|---|---|
| 春〜夏 | 小学校受験を考え、情報を集める | 迷いが大きかった |
| 夏 | 小学校受験をしないと決める | ほっとした反面、不安も |
| 秋 | 公立小に進み、中学受験を目指すと決める | 目標が見えてきた |
| 秋〜冬 | 塾を選び、初めての模試を受ける | 子どもの現在地が分かった |
| 冬 | 入塾テストに挑戦 | 結果に一喜一憂した |
こうして並べてみると、1年の間に、家族としての方針が少しずつ形になっていったことが分かります。そのときどきの気持ちも書いておくと、あとで見返したときに、どんな思いで決めたのかを思い出せます。
▶ 国立小を受けず公立小に進んだ理由はこちら:国立小を受けずに公立小を選んだ理由|通学の負担と抽選、そして公立小から目指す中学受験
3. 中学受験に目標を向けて塾を選んだ
そのうえで、中学受験に目標を向け、通う塾を選ぶことにしました。いくつかの塾を比べ、子どもに合いそうな塾を考えました。
4. 全国規模の模試を受けた
子どもにとって初めての模試も受けました。模試は、テストという場に慣れる機会にもなります。
5. 塾の入塾テストに挑戦した
そして、塾の入塾テストにも挑戦しました。年内には基準に届かず、年明けに再挑戦することになりました。
家族で向き合い、話し合う大切さ
この1年で強く感じたのは、妻や子どもと向き合い、話し合うことの大切さでした。小学校受験をするかどうか、どの小学校に進むか、どの塾を選ぶか。どれも家族にとって大きな決断で、夫婦で、そして子どもとも話し合いながら決めてきました。
押しつけずにやる気を引き出す難しさ
まだ年長の6歳の子どもを塾に入れることは、言ってみれば親のエゴでもあります。勉強をさせようとする親の思いを、無理に押しつけず、本人のやる気を引き出すことが、いかに難しいかを感じた1年でもありました。
自我が大きくなってきた子どもと、よく向き合って話し合うことが大切だと感じています。子どもは、親が思っている以上に、自分の気持ちを持っています。
1年をふり返る4つのステップ


1. 出来事を並べる
1年の間に決めたことや挑戦したことを、時系列で書き出してみます。
2. そのときの気持ちを思い出す
それぞれの出来事のとき、どんな気持ちだったかを思い出します。うまくいったことも、うまくいかなかったことも大切な経験です。
3. 家族で話す
書き出したものを見ながら、家族で話します。子どもにも、「この1年で楽しかったことは?」「がんばったことは?」と聞いてみましょう。
4. 次の目標を決める
最後に、次の1年でやりたいことを一緒に決めます。
ふり返りシートの例
わが家では、年末に次のようなシートを使って、家族でふり返りをしました。
| 項目 | 書いたことの例 |
|---|---|
| がんばったこと | 入塾テストに2回挑戦した |
| 楽しかったこと | 模試のあとに家族で出かけた |
| うまくいかなかったこと | 図形の問題がまだ苦手 |
| 来年やってみたいこと | 自分で問題文を読んで解けるようになる |
子どもに書いてもらうのは、「がんばったこと」と「来年やってみたいこと」だけでも十分です。年長の子でも、絵や短い言葉で自分の気持ちを表すことができます。親は、子どもの言葉をそのまま書き留めておきましょう。
子どもの意思を尊重して次の目標へ
わが家はまだ、目標にしていた塾には入れていませんでした。それでも、年明けの入塾テストに向けて、子どもの意思を尊重しながら合格を目指そうと考えていました。
親が目標を決めるのではなく、子どもがどうしたいかを聞きながら、一緒に目標に向かっていく。年長の1年は、そうした姿勢の大切さを学んだ1年でした。
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年末のふり返りを習慣にする
1年の終わりに家族でふり返る時間をつくると、子どもの成長に気づくことができます。小さなことでも「1年前はできなかったけど、今はできるね」と伝えると、子どもの自信にもつながります。
ふり返りの内容をノートに残しておくと、数年後に見返したときに、家族の大切な記録になります。
夫婦で考えをそろえておく
進路に関わる決断は、夫婦の考えがそろっていないと、子どもも迷ってしまいます。1年をふり返るときは、夫婦で「この1年で何を大切にしてきたか」「これから何を大切にしたいか」を話しておくとよいでしょう。
考えが違うところがあっても、話し合うことで、家族としての方針が見えてきます。
うまくいかなかったこともふり返る
1年をふり返ると、うまくいかなかったことも思い出します。わが家の場合は、入塾テストで基準に届かなかったことがそうでした。
けれども、うまくいかなかった経験も、次に向けて何をすればよいかを考えるきっかけになります。子どもにも、「がんばったね」「次はこうしてみよう」と前向きに伝えることで、挑戦する気持ちを持ち続けてもらえます。
ふり返りでは、結果よりも、挑戦したことや取り組んだ過程に目を向けることを大切にしましょう。
年長から小1へ、つなげておきたいこと
年長の1年で経験したことは、小学校入学後の生活にそのままつながっていきます。わが家では、次のことを小1に向けて意識しました。
- 朝の短い学習の習慣を、入学後も続ける
- 入塾テストで分かった弱点を、少しずつ補う
- 模試や塾のテストを、結果より経験として受け止める
- 家族で話し合う時間を、月に一度はつくる
入学後は、学校の生活に慣れることが何より大切です。年長のうちに身につけた習慣を土台にしながら、新しい生活のリズムに合わせて、少しずつ調整していきましょう。
よくある質問
Q. 年長で中学受験を決めるのは早すぎますか?
A. 決めるのは早すぎることはありませんが、子どもの成長に合わせて見直すことも大切です。目標は持ちつつ、柔軟に考えましょう。
Q. 小学校受験をしないと決めたのは、どんな理由でしたか?
A. わが家の詳しい考えは、国立小を受けず公立小に進んだ理由の記事で紹介しています。家庭によって考え方はさまざまです。
Q. 子どもと進路の話をするのは、何歳くらいからがよいですか?
A. 年長のころから、「どんなことをしてみたい?」と気持ちを聞くことはできます。子どもの言葉を大切にしながら話してみましょう。
Q. ふり返りは、いつするのがよいですか?
A. 年末や誕生日、進級の前など、区切りのよい時期がおすすめです。家族がそろってゆっくり話せる日を選びましょう。
Q. ふり返りを、子どもが面倒がります。
A. 長い時間をかける必要はありません。「今年いちばんがんばったことは?」と1つだけ聞くところから始めましょう。写真を見ながら話すと、子どもも思い出しやすくなります。
年末のふり返り5つのチェック
- □ 1年の出来事を書き出した
- □ 家族で話す時間をとった
- □ 子どもの気持ちを聞いた
- □ 押しつけになっていないか考えた
- □ 来年の目標を一緒に決めた


まとめ:家族で向き合い、子どもの意思を尊重する
わが家の年長の1年は、小学校受験をしないと決め、公立の小学校へ進み、中学受験に向けて塾を選び、模試と入塾テストに挑戦した1年でした。その中で、家族で向き合って話し合うこと、押しつけずに子どものやる気を引き出すことの大切さを学びました。
まずは、この1年の出来事を家族で書き出して、子どもと一緒にふり返ってみてください。
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