息子は、小1から早稲田アカデミーに通っています。ある時期、校舎の小1のクラスが、それまでの1クラスから2クラスに増えました。先生からは、生徒の数が増えたためだと聞いていました。
ですが、クラスが分かれたあとの様子を見ていると、どうも成績の順に分けられているように感じました。息子は、そのころのテストの出来がまだまだだったこともあり、なおさら気になったのです。先生の言うことはある程度信頼していましたが、説明と実際が違うように感じると、どうしても不信感が生まれてきます。
この記事でわかること
- 疑問を感じたときの3つの考え方
- 親が情報を集めるときのコツ
- 低学年のクラスとの向き合い方
疑問を感じたときの3つの考え方


考え方1:推測だけで先生にぶつけない
クラス分けのことは、あくまで私の推測と分析によるものです。そのため、この疑問を先生や塾にぶつけることはしませんでした。推測だけで先生を責めても、関係がぎくしゃくするだけで、子どものためにはなりません。
本当に確かめたいことがあれば、責める言い方ではなく、「クラスはどのように決まるのですか」と、素直に聞いてみるのがよいでしょう。
考え方2:親が情報を集める
今回のことで強く感じたのは、親が塾のことや勉強の方法について、自分で情報を集めて調べることの大切さです。塾の説明だけに頼っていると、塾の仕組みや、子どもに合った勉強の方法が見えにくくなります。
考え方3:塾は必要なときに使うもの
塾や先生は、必要なときに話をしたり、上手に利用したりするものだと考えるようになりました。塾にすべてを任せるのではなく、塾を上手に使いながら、子どもに合った学習の方法を親が作っていくことが大切です。
▶ 塾に任せきりにしない家庭学習の3本柱はこちら:中学受験は塾に任せきりでは伸びにくい|家庭学習の3本柱「読み書き計算・毎日の習慣・考える力」と親の関わり方
塾と付き合う4ステップ


ステップ1:気になる点を書き出す
塾の説明と実際が違うと感じたら、まず気になる点を書き出してみましょう。そのときに、実際に見たり聞いたりした事実と、自分の推測を分けて書くのがポイントです。分けて書くと、冷静に考えられるようになります。
ステップ2:必要なら先生に聞く
子どもの勉強に関わることで、どうしても確かめたいことがあれば、先生に聞いてみましょう。責める言い方ではなく、確かめる言い方を心がけると、先生も答えやすくなります。
ステップ3:宿題や課題を子どもに合わせて選ぶ
塾の勉強だけに一辺倒になるのは危険です。塾から出される宿題や課題は、子どもの習熟度に合わせて、親が取捨選択しましょう。子どもに必要なものを選んで取り組むことで、無理なく力をつけられます。
ステップ4:子どもの様子を見る
クラスや塾の仕組みが気になっても、一番大切なのは、子どもが楽しく学べているかどうかです。親の不信感が子どもに伝わらないように気をつけながら、子どもの様子を見守りましょう。
親が情報を集めるときのコツ
親が情報を集めるといっても、インターネット上の情報をすべて信じる必要はありません。塾の仕組みや勉強の方法についての情報は、いろいろな立場の人が、それぞれの経験から書いています。1つの情報だけで判断せず、いくつかの情報を比べたり、塾の説明会や面談で確かめたりすることが大切です。
また、同じ塾に通う先輩の保護者の話も、参考になります。どんな勉強の進め方をしていたのか、宿題はどのように選んでいたのか。具体的な話を聞くと、わが家で取り入れられることが見えてきます。ただし、先輩の家庭に合った方法が、わが家に合うとはかぎりません。子どもの様子と合わせて考えましょう。
▶ 先輩保護者に聞いた親の関わり方の工夫はこちら:先輩保護者に聞いた「子どもの勉強への親の関わり方」|間違いノート・声に出して覚える・壁に貼る・学習計画の4つの工夫
不信感を子どもに見せない
塾に疑問を感じても、子どもの前で塾や先生を悪く言うのは避けましょう。子どもが塾の先生を信頼できなくなると、授業に集中できなくなってしまいます。親の気持ちと、子どもの学びは、分けて考えることが大切です。
低学年のクラスとの向き合い方
低学年のうちのクラスは、その時点のテストの結果などで分かれることがあっても、高学年のクラスを約束するものではありません。今のクラスに一喜一憂するより、毎日の学習の中身を大切にしましょう。
▶ 小1で塾のクラスが一番下からのスタートになったときの話はこちら:小1で塾のクラスが一番下からのスタートになったら|テストの点に一喜一憂しないための見方と、後期に向けた解き直し
よくある質問
Q. 塾の説明に納得できないときは、どうすればいいですか?
A. まずは事実と推測を分けて整理し、確かめたいことを先生に聞いてみましょう。それでも納得できない場合は、塾を続けるかどうかを家庭で話し合うことも選択肢です。
Q. 宿題を親が選んでも大丈夫ですか?
A. 子どもの習熟度に合わせて取捨選択することは大切です。迷う場合は、どの宿題を優先すればよいか、先生に相談してみましょう。
Q. 親が情報を集めすぎて、かえって迷ってしまいます。
A. 情報は、わが家の方針に合うかどうかで選びましょう。迷ったときは、子どもが楽しく学べているか、という基本に立ち返ると、判断しやすくなります。
塾との付き合い方の5つのチェック
- □ 気になる点を事実と推測に分けた
- □ 親が勉強の情報を集めている
- □ 必要なときに先生と話せる
- □ 宿題を子どもに合わせて選んでいる
- □ 塾の勉強だけに偏っていない


まとめ:塾に頼りきらず、上手に使う
塾の説明と実際が違うと感じると、不信感が生まれることもあります。そんなときは、推測だけで先生を責めず、親が情報を集め、必要なときに先生と話しましょう。塾の宿題や課題は、子どもの習熟度に合わせて親が選び、塾を上手に使いながら、子どもに合った学び方を作っていくことが大切です。
まずは、気になっていることを、事実と推測に分けて書き出すところから始めてみてください。
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