SAPIXの入室テストを受けようと考えたとき、まず気になるのが「いつ受ければよいのか」ということです。SAPIXの入室テストは、学年や受ける時期によって、科目や試験時間、配点が変わります。
この記事では、元記事を書いた時点で調べた新小3と新小4の入室テストの形式と、2教科から4教科に変わる時期、そして受ける時期を決めるときの考え方を紹介します。形式は変わることがあるので、受ける前に必ずSAPIXに確かめてください。
この記事でわかること
- 入室テストの形式の違い
- 受けるまでの準備
- 結果のあとの道も考えておく
入室テストの形式の違い


新小3の入室テスト
元記事を書いた時点では、新小3の入室テストは、国語と算数の2教科でした。試験時間は各30分で、それぞれ100点、合わせて200点満点です。
新小4の入室テスト
新小4の入室テストも、国語と算数の2教科で、試験時間は新小3より10分長い各40分、それぞれ150点、合わせて300点満点でした。
注意したいのは、新小4の入室テストは、受ける時期によって科目が変わることです。3年生の11月から4年生の6月までは、国語と算数の2教科。4年生の7月からは、国語・算数・理科・社会の4教科になります。
合格の基準は公表されていない
入室テストの合格の基準点は、公表されていません。受ける時期や、その回のテストの難しさによっても変わると考えられます。インターネット上にはさまざまな目安が書かれていることもありますが、確かな数字ではないので、振り回されないようにしましょう。
点数の目安を気にするより、テストの形式に合わせて、しっかり準備をすることの方が大切です。
受ける時期を決める4ステップ


ステップ1:今のテストの形式を確かめる
まずは、SAPIXのサイトや校舎で、今の入室テストの科目、試験時間、配点、日程を確かめます。形式は年度によって変わることがあるので、必ず最新の情報を確かめましょう。
ステップ2:入りたい時期を決める
次に、いつから通わせたいのかを決めます。多くの家庭が入塾を考えるのは、学年が変わる2月のタイミングです。新小4の2月は、本格的に中学受験の勉強を始める子が増える時期でもあります。
ステップ3:準備にかけられる時間を見る
新小4の入室テストを受ける場合、4年生の6月までなら2教科、7月からは4教科です。理科と社会の準備をする時間がとれない場合は、2教科のうちに受けることを考えてもよいでしょう。反対に、理科や社会にも自信がある場合は、4教科で受けることも選択肢になります。
ステップ4:校舎に空きと日程を確かめる
希望の校舎に空きがあるか、入室テストの日程はいつかを確かめます。校舎によっては満席で、すぐに入れないこともあります。その場合は、ウェイティングリストに登録できるかも聞いてみましょう。
▶ 満席の校舎のウェイティングリストの仕組みはこちら:通いたい塾の校舎が満席のとき|ウェイティングリストの仕組みを校舎に聞いて分かったことと、待つ間に家庭でできること
受けるまでの準備
入室テストの準備では、試験時間に合わせて問題を解く練習をしておくことが大切です。新小3なら30分、新小4なら40分の中で、最後の問題まで目を通せるように、時間配分を練習しておきましょう。
また、分からない問題で止まらずに次に進むこと、計算を正確にすること、答えの書き方を確かめることも大切です。ふだんの家庭学習で、こうしたテストの受け方を身につけておくと、本番でも落ち着いて取り組めます。
▶ SAPIXの入塾テストに向けて家庭で整えることはこちら:SAPIXの入塾テストに向けて家庭で整えること|転塾を考えたきっかけと、点を落とさない答案の書き方
入室テストの前に家庭でできること
入室テストの準備は、特別な問題集をたくさん解くことより、ふだんの家庭学習の質を上げることが中心になります。毎日の計算練習で速さと正確さを身につける、漢字の読み書きを確かめる、短い文章を読んで内容をまとめる練習をする。こうした基礎の力が、入室テストでも生きてきます。
あわせて、テストの形式に慣れておくことも大切です。試験時間を計って問題を解く、解答用紙に答えを書く、見直しの時間を残す。本番と同じような流れで練習しておくと、当日の緊張もやわらぎます。
テストを受けたあとは、結果にかかわらず、間違えた問題を一緒に解き直しましょう。入室テストは、子どもの今の力を知るよい機会にもなります。
結果のあとの道も考えておく
入室テストの結果は、思いどおりにならないこともあります。その場合は、もう一度受ける、ほかの塾を考える、家庭学習を続けて次の機会を待つなど、いくつかの道があります。結果のあとのことも事前に考えておくと、親子で落ち着いて結果を受けとめられます。
よくある質問
Q. 入室テストは、何回でも受けられますか?
A. 受け直しのルールは時期や校舎によって違う可能性があるため、校舎に確かめてください。受け直す場合は、前回の結果をもとに苦手な単元を見直してから受けましょう。
Q. 4教科になってから受けるのは不利ですか?
A. 一概に不利とはいえません。理科や社会の準備ができていれば、4教科で受けることも十分に選択肢になります。子どもの準備の状況に合わせて決めましょう。
Q. 入室テストのために、ほかの塾の模試を受けた方がいいですか?
A. テストの雰囲気に慣れるために受けるのは一つの方法です。ただし、模試の結果に一喜一憂せず、時間配分や答えの書き方の練習と考えて受けましょう。
入室テストの前の5つのチェック
- □ 今のテストの科目と時間を確かめた
- □ 受ける時期の候補を決めた
- □ 試験時間に合わせて練習した
- □ 希望の校舎の空きを確かめた
- □ 結果のあとの道も考えた


まとめ:形式と準備の時間から、受ける時期を決める
SAPIXの入室テストは、元記事を書いた時点では、新小3が2教科で各30分、新小4が2教科で各40分、4年生の7月からは4教科になる形式でした。合格の基準点は公表されていないので、目安に振り回されず、今の形式を確かめ、準備にかけられる時間から受ける時期を決めましょう。
まずは、SAPIXのサイトや校舎で、今の入室テストの形式と日程を確かめるところから始めてみてください。
関連記事
- SAPIXの入塾テストに向けて家庭で整えること|転塾を考えたきっかけと、点を落とさない答案の書き方
- 入塾テストのあとに先生へ聞くこと|結果の読み方、担当の先生、指導方針を確かめる3つの質問
- 通いたい塾の校舎が満席のとき|ウェイティングリストの仕組みを校舎に聞いて分かったことと、待つ間に家庭でできること
- 低学年の「席取り入塾」は必要?|SAPIXなど大手塾に入る時期の考え方と、急がなくてよい家庭の見分け方
あわせて読みたい





















コメント