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宿題が多い塾で、勉強を「作業」にしないために|「なぜそう解くの?」で理解を確かめる親の関わり方

宿題が多い塾で、勉強を「作業」にしないために

わが家の息子が通う早稲田アカデミーは、宿題が多い塾として知られています。実際に通ってみると、小1でも宿題が多いと感じます。

宿題が多いと、子どもは問題をこなすこと自体が目的になり、勉強が作業のようになってしまうことがあります。この記事では、勉強が作業になっているサインと、「なぜそう解くの?」と聞いて理解を確かめる親の関わり方、宿題の取捨選択、先生との付き合い方を紹介します。

この記事でわかること

  • 勉強が作業になっているサイン
  • 宿題を取捨選択する
  • 声かけを続けるコツ
目次

勉強が作業になっているサイン

作業になっているサイン3つ
作業になっているサイン3つ

サイン1:終わらせることが目的になっている

宿題を終えたあとに「今日は何を勉強したの?」と聞いても、うまく答えられない場合は、終わらせることが目的になっているかもしれません。

サイン2:同じ間違いをくり返す

似た問題で何度も同じ間違いをしている場合は、解き方を覚えただけで、なぜそう解くのかまでは理解できていない可能性があります。

サイン3:答えを写すように丸つけしている

丸つけのときに、間違えた問題の答えをそのまま書き写して終わりにしている場合も注意が必要です。答えは合っていても、理解にはつながっていません。

「なぜそう解くの?」で理解を確かめる

理解を確かめる声かけ4ステップ
理解を確かめる声かけ4ステップ

宿題の量をこなしながら理解を深めるために、家庭でできるのが声かけです。宿題が終わったら、1問だけ選んで、子どもに解き方を説明してもらいましょう。

ステップ1:どう解いたかを話してもらう

「この問題、どうやって解いたの?」と聞いて、手順を順番に話してもらいます。親は口をはさまず、最後まで聞くことが大切です。

ステップ2:なぜそうしたのかを聞く

手順が話せたら、「どうしてここで割り算にしたの?」のように、理由を聞いてみます。理由まで説明できれば、本当に理解できているサインです。

ステップ3:数を変えた問題で試す

数字を少し変えた問題を出して、同じように解けるかを試します。解き方を丸暗記しているだけだと、ここで手が止まります。

ステップ4:説明できたところをほめる

説明できたところは、具体的にほめましょう。「理由まで言えたね」と伝えると、子どもは考えることに自信を持てるようになります。

宿題を取捨選択する

宿題が多いときは、すべてを同じように取り組むより、取捨選択することも大切です。基本の問題を優先し、子どもの力に合わない難しい問題は、今は後回しにしても構いません。どこまでやるかを親子で決めておくと、量に追われる感覚が減り、1問1問に向き合う余裕が生まれます。

▶ 宿題の取捨選択の考え方はこちら:取組むべき宿題の取捨選択

先生や校舎とうまく付き合う

早稲アカは、家庭へのフォローが手厚い塾だと感じています。わが家にも、先生から携帯に頻繁に連絡をいただきます。熱心な先生が多く、気づかいのある塾です。

一方で、集団の授業では、授業中に一人ひとりが質問できる時間は限られがちです。分からない問題は家庭でメモしておき、先生と連絡をとる機会に相談するなど、塾とのつながりを活かしていきましょう。校舎や先生によって雰囲気は違うので、子どもの様子と合わせて、通っている校舎の進め方を知っておくことも大切です。

わが家も、宿題の量に追われるのではなく、親がしっかりサポートして乗り切っていこうと考えています。

声かけを続けるコツ

毎日すべての問題で説明を求めると、子どもも親も疲れてしまいます。1日1問、時間にして数分でよいので、続けることを大切にしましょう。説明がうまくできなかった問題は、責めずに「明日もう一度話してみよう」と伝えれば十分です。

声かけのタイミングは、宿題が終わった直後よりも、少し休憩したあとや夕食後など、子どもの気持ちに余裕があるときがおすすめです。疲れているときに説明を求めると、子どもは「また聞かれる」と身構えてしまいます。

慣れてきたら、親が聞くのではなく、子どもが自分から「この問題、説明するね」と言えるようになるのが理想です。家族の前で先生役になる時間を作ると、楽しみながら理解を深められます。きょうだいがいる場合は、下の子に教える役をお願いするのもよい方法です。

説明してもらった問題は、ノートに小さく印をつけておくと、説明できる問題が増えていく様子が目に見えて分かります。量をこなした記録ではなく、理解できた記録を残していくことが、勉強を作業にしないための一番の工夫です。

よくある質問

Q. 子どもがうまく説明できないときはどうすればよいですか?

A. 途中まででも話せたところを認めて、分からなくなったところから一緒にテキストの例題を見直しましょう。

Q. 親が問題の解き方を知らなくても大丈夫ですか?

A. 大丈夫です。親が答えを知らなくても、子どもに説明してもらい、理由を聞くことはできます。むしろ、子どもが先生役になることで理解が深まります。

Q. 宿題を減らすと、塾についていけなくなりませんか?

A. 基本の問題を確実に理解しておけば、授業についていきやすくなります。量を減らす前に、塾の先生にも相談すると安心です。

Q. 宿題の量が多すぎて、声かけの時間がとれません。

A. 1日1問、数分だけでも効果があります。宿題を取捨選択して時間を作り、理解を確かめる時間を優先しましょう。

Q. 説明を嫌がる場合はどうすればよいですか?

A. 毎日でなく、週に数回から始めましょう。親が「教えてほしい」という立場で聞くと、子どもも話しやすくなります。

作業にしない5つのチェック

  • □ 宿題のあとに1問説明してもらっている
  • □ 同じ間違いをくり返していないか見ている
  • □ 取り組む宿題を選んでいる
  • □ 先生と連絡をとり合っている
  • □ 量より理解を優先している
作業にしない5つのチェック
作業にしない5つのチェック

まとめ:量より、説明できる問題を増やす

宿題が多い塾では、勉強が作業になってしまわないよう、家庭で理解を確かめることが大切です。宿題のあとに1問、「どう解いた?」「なぜそうした?」と聞いて、子どもに説明してもらいましょう。宿題を取捨選択し、先生とも連絡をとりながら、説明できる問題を1つずつ増やしていけば、量をこなす勉強が力になる勉強に変わっていきます。

まずは今日の宿題から1問選んで、子どもに解き方を説明してもらうところから始めてみてください。

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