わが家の子どもは、小1で塾に通い始めました。週1回の通塾で、受講しているのは算数と国語です。
最初は、まだ慣れない中での通塾でした。この記事では、通い始めて最初の1か月で、子どもにどんな変化があったか、そして算数の先生が用意してくれた教材と、家での復習の様子を紹介します。
この記事でわかること
- 初回は「まだ終わらないの?」
- 家でもはさみで切って確かめた
- 具体物を使うと学びやすい理由
初回は「まだ終わらないの?」

初回の授業では、授業の速さについていくことができず、「まだ終わらないの?」と言っていました。小学校の授業とは進み方が違うので、戸惑うのも無理はありません。
2回目には「楽しかった!」
ところが2回目には、授業の進み方にも慣れてきたようです。授業が終わったあとには友達もできて、「楽しかった!」と言っていました。
通い始めの子どもにとって、友達ができることは大きな安心につながります。授業の内容だけでなく、塾が楽しい場所だと感じられることが、続けていくための土台になると思います。
通い始めの子どもの様子の変化
通い始めの1か月の様子を、週ごとに書きとめておきました。振り返ってみると、子どもが塾に慣れていく流れがよく分かります。
| 時期 | 子どもの様子 | 親が気をつけたこと |
|---|---|---|
| 1回目 | 授業の速さに戸惑い、「まだ終わらないの?」 | 帰り道は授業の話をせず、がんばったことだけをほめる |
| 2回目 | 友達ができて「楽しかった!」 | 友達の名前や話したことを聞く |
| 3回目 | 先生の名前を覚えて話すように | 先生のどんなところが好きかを聞く |
| 4回目 | 宿題を自分から開くことも | 宿題をする時間を一緒に決める |
最初の1回で「合わないのかも」と心配になる家庭もあると思います。けれども、子どもが新しい場所に慣れるまでには、数回はかかるものです。最初の数回は、様子を見守る期間だと考えておくと、親も落ち着いていられます。
算数の先生が用意してくれた教材
算数を担当してくださる先生は、授業のテキストや宿題のテキストのほかに、独自の教材を用意してくださいました。
サイコロの教材
その1つが、サイコロの教材です。サイコロの表と裏の目を足すと7になるといった特徴は、大人でも一瞬「ん?」と考えてしまいます。
先生は、生徒を置いていかないように授業を進め、追加の教材も使ってくださったので、子どもはサイコロの特徴をすぐに理解していました。
平面図形の切断の教材
もう1つは、平面図形の切断の教材です。折った紙の一部をはさみで切ると、開いたときにどんな形になるかを考える単元で、先生が折り紙を小さく切ったものを用意してくださいました。
家でもはさみで切って確かめた

この教材は、家での復習にもとても役立ちました。宿題の週ごとの教材にも同じような問題が出ていたので、家でも実際にはさみで切りながら考えさせるようにしました。
頭の中だけで形を思い浮かべるのは、小1には難しいことです。実際に切って開いてみると、「こうなるんだ!」と納得した様子でした。目で見て、手で触って確かめることで、図形の感覚は育ちやすくなります。
子どもも、「算数が楽しい!」と言っていました。先生によって、このような補足の教材を作ってくださることが分かったのも、うれしい発見でした。
家でできる「切って確かめる」問題の作り方
家での復習では、テキストの問題を参考に、次の手順で問題を作って遊ぶようにしました。
- 折り紙を半分に折り、さらにもう半分に折る
- 折った角の部分を、三角や半円の形に切る
- 開く前に、「どんな形になると思う?」と予想を絵に描いてもらう
- 開いて、予想と比べる
予想を絵に描くところが大切です。描いてから開くと、「当たった!」「ここが違った」と、自分の考えと結果を比べられます。慣れてきたら、子どもに問題を作ってもらい、親が答える役になるのもおすすめです。出題する側に回ると、子どもは形の変化をよく考えるようになります。
▶ 低学年の塾の宿題、全部できないときの優先順位はこちら:低学年の塾の宿題、全部できないときの優先順位|小1の家庭学習で先に取り組む4つのこと
今のところ、塾選びの効果を感じている
まだ通い始めたばかりですが、今のところは、この塾を選んだ効果が出ていると感じています。子どもが「楽しかった」「算数が楽しい」と口にするようになったことが、その理由です。
一般に、通い始めの時期は、成績を気にするよりも、塾に慣れること、学ぶことを楽しいと感じることが大切だと言われています。
通い始めの時期に親ができること
通い始めの時期は、授業が終わったあとの子どもの表情をよく見ておくことをおすすめします。疲れているのか、楽しそうなのかで、声のかけ方も変わります。
「今日は何が楽しかった?」と聞いてみるのもよいでしょう。授業の内容だけでなく、友達のことや先生のことなど、子どもが話したいことを聞くことで、塾での様子が少しずつ見えてきます。
また、先生が用意してくれた教材は、家でも一緒に触ってみましょう。親が興味を持って聞くと、子どもは授業で学んだことを得意げに説明してくれます。説明することで、子ども自身の理解も深まります。
具体物を使うと学びやすい理由
サイコロや平面図形の問題は、頭の中で形を動かす力が必要になります。低学年の子どもにとって、見えないものを想像するのは難しいことです。
実際にサイコロを転がしたり、紙を折って切ったりすると、問題の中で何が起きているのかが目に見えます。一度手で確かめた経験があると、次に同じような問題が出たときに、その場面を思い出しながら考えられるようになります。
具体物は、特別なものを用意する必要はありません。家にあるサイコロや折り紙、はさみで十分です。宿題で迷ったときに、さっと取り出せる場所に置いておくと便利です。
最初の3か月の見守りの目安
1か月を過ぎると、塾の生活にもだんだん慣れてきます。最初の3か月は、次のような点を目安に見守っていくと安心です。
| 時期 | 見ておきたいこと |
|---|---|
| 1か月目 | 塾に行くのをいやがらないか、帰ってきたときの表情 |
| 2か月目 | 宿題に取りかかるまでの時間、宿題の量が回っているか |
| 3か月目 | 初めてのテストの受け方、結果を受け止める様子 |
3か月の間に、「塾に行くのが楽しい」「算数が好き」という気持ちが育っていれば、通い始めとしては十分な成果です。成績のことは、塾にしっかり慣れてから考えても遅くありません。
よくある質問
Q. 初回の授業で嫌がった場合、続けさせてよいですか?
A. 最初は授業の速さや雰囲気に戸惑うこともあります。2〜3回は様子を見て、子どもの表情や話を聞きながら判断するのがおすすめです。
Q. 家で具体物を使った復習はどのくらいすればよいですか?
A. 宿題で同じような問題が出たときに、少し触って確かめるだけでも十分です。長い時間をかける必要はありません。
Q. 先生の教材の工夫を知るにはどうすればよいですか?
A. 子どもに授業で使ったものを見せてもらったり、授業のあとに先生に聞いたりすると、授業の様子が分かります。
Q. 週1回の通塾で、低学年には十分ですか?
A. 低学年のうちは、週1回でも学ぶ習慣づくりには十分という考え方が一般的です。子どもの様子を見ながら、学年が上がるときに見直していきましょう。
Q. 友達ができないときはどうすればよいですか?
A. 通い始めは、友達ができるまでに時間がかかる子もいます。授業そのものを楽しめているかを見て、気になるときは先生に様子を聞いてみましょう。
Q. 授業についていけていないようで心配です。
A. 通い始めは、授業の速さに慣れていないだけのことも多いです。数回たっても様子が変わらないときは、授業のあとに先生へ様子を聞いてみましょう。
通い始めに見ておきたい5つのチェック
- □ 授業のあとの表情を見ている
- □ 友達ができたか聞いている
- □ 楽しかったことを聞いている
- □ 家で教材を一緒に触っている
- □ 先生の工夫を子どもと話している

まとめ:最初の1か月は「楽しい」を育てる時期
小1の塾通いは、初回の「まだ終わらないの?」から、2回目の「楽しかった!」へと、短い間に大きく変わりました。先生が用意してくれた教材や、家ではさみを使った復習を通して、子どもは「算数が楽しい!」と感じるようになりました。
通い始めたばかりの家庭は、まずは授業のあとに「今日は何が楽しかった?」と聞いてみてください。
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