先日の記事で、息子が受けた早稲田アカデミーの小1のテストについて書きました。入塾したときの春のテストよりも得点率は上がっていましたが、まだ平均的な成果だったので、一緒に復習をしました。
この記事でわかること
- 間違えた3つの原因
- 保護者会で聞いた家庭学習のポイント
- 低学年は、本人のやる気を最大に
間違えた3つの原因

息子に確認したところ、やはり予想どおり、間違えた原因は3つでした。1つ目は、問題文の意味が分からなかったこと。2つ目は、時間がなくて、解答が不完全になってしまったこと。3つ目は、うっかりミスです。
特に1つ目と2つ目は、想定していたことでした。そこで、復習では時間を気にせず、じっくり教えながら解かせてみました。
原因ごとの見分け方と対策
間違えた原因は、答案を見ただけでは分からないこともあります。わが家では、間違えた問題ごとに、次のように子どもに聞きながら見分けました。
| 原因 | 見分けるための質問 | 次の対策 |
|---|---|---|
| 問題文の意味が分からなかった | 「何を聞かれていると思った?」 | 問題文を音読して、聞かれていることに線を引く |
| 時間が足りなかった | 「この問題、いまやったら解ける?」 | 時間を気にせず解き、解けたら次は時間を計る |
| うっかりミス | 「どこで間違えたか見つけられる?」 | 自分で見つけられたら、同じ形の問題を1問だけ解く |
同じ「×」でも、原因によって対策はまったく違います。原因を分けずにまとめて解き直すと、子どもにとっては「全部できなかった」という印象だけが残ってしまいます。原因を分けることは、子どもの気持ちを守ることにもつながります。
問題文を音読して解き直す

問題文を音読させながら、じっくり考えさせたところ、息子は問題文の意味をほぼ理解して、解答することができました。点数としては平均的で、良い結果とは言えませんでしたが、問題文をじっくり理解させれば解けるのだと分かり、私はほっとしました。
テストのときは時間が足りなくて解けなかった問題も、時間をかければ解けるということは、問題の内容が分かっていないわけではない、ということです。あとは、問題文を読む速さと、時間の使い方を少しずつ身につけていくことが次の課題になります。
国語の文章題も同じ
国語の文章題も、テストのときはうっかりミスや時間不足で、手をつけられていない問題がありました。ですが、復習のときには、私のサポートで、文章とそれに関係する問題文の意味もしっかり理解できていました。
うっかりミスと知らない言葉
うっかりミスについては「気をつけよう」、知らない単語については「決まりだから覚えるしかないね」と伝えたところ、息子はうれしそうにしていました。責めるのではなく、次にどうすればよいかを短く伝えることが大切です。
音読で解き直すときの手順
音読での解き直しは、次の4つの手順で進めました。1問あたり5分ほどです。
- 問題文を最後まで声に出して読む
- 「何を聞かれているか」を一言で言ってもらう
- 分かっていることに線を引く
- 解いたあと、もう一度問題文を読んで答えが合っているか確かめる
2つ目の「一言で言う」が、とても効果的でした。息子は、問題文を読んだだけでは分かったつもりになっていても、一言で言おうとすると言葉につまることがありました。言葉につまったところをもう一度読むと、自分で意味に気づけることが多かったです。
保護者会で聞いた家庭学習のポイント
実は、息子がテストを受けている間に、保護者会がありました。校舎長と担当の先生から、国語と算数の学習のポイント、そして家庭学習のポイントについて話を聞きました。
国語:読み聞かせのときも、意味の理解をうながす
絵本の読み聞かせは必須です。ただし、読み聞かせが、文章題などを静かに読んで理解する力にそのままつながるわけではありません。読み聞かせのときにも、文章や言葉の意味を理解できるようにうながすことが大切だということでした。
算数:解き方を教えこまず、その学年の基礎を固める
算数では、解き方そのものを教えこむのはよくないそうです。また、学年をこえた内容を先取りするのではなく、その学年に合った基礎を固めることが大切だという話でした。
点数や偏差値で評価せず、できたことを評価する
そして、点数や偏差値で評価せず、できたことを評価してほしい、という話もありました。高学年や受験の直前ではない今、「点数や偏差値だけで評価しない」という言葉は身にしみました。
▶ 低学年の塾の保護者会で聞いておきたいことはこちら:低学年の塾の保護者会で聞いておきたいこと|家庭での取り組みのメモの取り方と、ほかの家庭の熱心さに焦らないために
保護者会の話を家庭でどう活かすか
保護者会で聞いた話は、家庭でもすぐに取り入れられるものばかりです。たとえば、読み聞かせのときに、「この言葉はどういう意味だと思う?」と、ときどき問いかけてみる。算数の宿題で子どもが迷っているときは、解き方を教える前に、「問題文をもう一度読んでみよう」と声をかける。
そして、テストが返ってきたら、点数より先に、できた問題を一緒に確認する。こうした小さな工夫を続けることが、低学年の家庭学習の土台になります。
先取りをしないという話も、低学年の家庭学習を考えるうえで大切なポイントです。先の内容に手を広げるより、今の学年の基礎を確実に固めることが、高学年での伸びにつながります。
低学年は、本人のやる気を最大に
まだ小1なので、これから伸びていくことを信じて、「今できたことを最大限評価すること」を、家庭学習でも大切にしたいと思います。小1、小2の低学年のうちは、本人のやる気を最大にすることがいちばん大切だと、あらためて実感しました。
テストの復習を1週間に分ける
テストの復習を1日でまとめてやろうとすると、子どもも親も疲れてしまいます。わが家では、次のように1週間に分けて進めるようにしました。
| 日 | 内容 | 時間の目安 |
|---|---|---|
| テストの日 | できた問題を一緒に確認するだけ | 10分 |
| 1日目 | 問題文の意味が分からなかった問題を音読で解き直す | 15分 |
| 2〜3日目 | 時間が足りなかった問題を、時間を気にせず解く | 15分ずつ |
| 4日目 | うっかりミスの問題と、同じ形の問題を1問 | 10分 |
| 1週間後 | 間違えた問題をもう一度解いてみる | 15分 |
1週間後にもう一度解いてみて、すらすら解けたら、その問題は「卒業」です。卒業できた問題が増えていくことが、子どもにとって分かりやすい成長の記録になります。
よくある質問
Q. 復習のときに、親が教えすぎてしまいます。
A. 解き方を教えるより、問題文を音読させて、何を聞かれているかを一緒に確かめるところまでにとどめましょう。そこから先は、子どもに考えさせるのがおすすめです。
Q. 時間が足りない問題は、どう練習すればよいですか?
A. まずは時間を気にせず、解き方を理解することを優先しましょう。解けるようになってから、少しずつ時間を計って練習していきます。
Q. 読み聞かせは、何歳ごろまで続ければよいですか?
A. 子どもが楽しんでいるうちは、学年に関係なく続けてよいでしょう。読み聞かせのときに言葉の意味を問いかけると、読解力の練習にもなります。
Q. 音読をいやがるときはどうすればよいですか?
A. 親が先に読んで、子どもには1文ずつ交代で読んでもらう方法もあります。全部を読ませることより、問題文に目を通す習慣をつけることを大切にしましょう。
テスト復習の5つのチェック
- □ 間違えた原因を子どもと確認した
- □ 時間を気にせず解き直した
- □ 問題文を音読させた
- □ できたことを評価した
- □ うっかりミスは前向きに伝えた

まとめ:じっくりなら解ける、を積み重ねる
小1のテストの復習で、間違えた原因は、問題文の意味、時間不足、うっかりミスの3つでした。時間を気にせず、問題文を音読してじっくり解き直すと、息子は問題を理解して解くことができました。点数や偏差値ではなく、できたことを評価し、本人のやる気を最大にすることを、これからも大切にしていきます。
まずは次のテストの復習で、間違えた問題の問題文を、子どもに音読してもらうところから始めてみてください。
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