第一志望の入試日から考える3つの受け方|2月1日午前が本命か、2日以降が本命か、複数回ある学校かで変わる併願の組み方

第一志望の入試日から考える3つの受け方

中学受験の本番まで、あと半年ほどになると、併願校をどう組むかが具体的な話題になってきます。併願の組み方を考えるときに、まず出発点になるのが、第一志望の入試日です。

第一志望の入試が2月1日の午前なのか、2日以降なのか、それとも何回か入試がある学校なのかによって、併願の組み方は大きく変わります。この記事では、第一志望の入試日から考える3つの受け方と、併願校を受ける意味、併願校を選ぶときのポイントを紹介します。

この記事でわかること

  • 3つの受け方のパターン
  • 併願を組む4ステップ
  • 入試期間中の過ごし方も決めておく
目次

3つの受け方のパターン

3つの受け方のパターン
3つの受け方のパターン

パターン1:2月1日午前に第一志望、そのあとに抑え校

2月1日の午前に第一志望を受け、そのあとに合格の可能性が高い学校、いわゆる抑え校を受けるパターンです。難関校の中には、2月1日の午前しか受験の機会がない学校が多くあります。そのため、このパターンで受ける受験生はとても多いです。

また、難関校の入試が2月1日午前に集まることで、受験生が分散しやすく、入試が何回かある学校の中には、2月1日午前の回が比較的受けやすいとされる学校もあります。

パターン2:2月1日午前に抑え校、そのあとに第一志望

第一志望の入試が2月2日以降にある場合は、2月1日の午前に抑え校を受けて合格を確保し、そのあとで第一志望に挑戦するパターンになります。合格を持った状態で本命に臨めるのが、このパターンのよいところです。

パターン3:第一志望の日程をすべて受け、残りの日にほかの学校

入試が何回かある学校を第一志望にしている場合は、第一志望の入試日をすべて受け、残りの日程でほかの学校を受けるパターンです。第一志望に何度も挑戦できる一方で、残りの日程で合格の可能性が高い学校を入れておくことが大切です。

併願校を受ける2つの意味

1. 通わせる学校を確保する

1つ目は、第一志望が不合格だった場合に、子どもが実際に通う学校を確保することです。第一志望以外なら公立中学校に進む、という考えの家庭もありますが、子どもに合った学習の環境を用意できる学校があると安心です。

2. 気持ちを立て直す機会を持つ

2つ目は、2月の短い入試期間の中で、気持ちを立て直す機会を持つことです。1回の不合格が子どもや家族に与える影響は、模試とは比べものになりません。行くつもりのなかった学校でも、難しいと分かっていた学校でも、不合格の結果は重くのしかかります。

この重圧をはねのけて実力を出すことは、入試の日程が進むほど難しくなっていきます。早い日程で合格を確保しておくと、気持ちに余裕を持って次の試験に臨めます。2月1日の午前・午後、2日の午前・午後のどこかで、合格の可能性が高い学校を受けておくのがおすすめです。

▶ 中学受験で全敗を防ぐ日程の組み方はこちら:中学受験で全敗を防ぐ日程の組み方|「2月2日までに1校合格」を目標にする理由と、12月前半までに決めておくこと

併願を組む4ステップ

併願を組む4ステップ
併願を組む4ステップ

ステップ1:第一志望の入試日を確かめる

まずは、受験する年の第一志望の入試日を確かめます。入試が何回あるのか、午前か午後かも確かめておきましょう。入試日は年度によって変わることがあるので、必ず最新の情報を見ることが大切です。

ステップ2:3つのパターンから選ぶ

第一志望の入試日をもとに、3つのパターンのどれで受けるかを決めます。

ステップ3:合格を確保する日を決める

2月1日と2日の午前・午後のどこかで、合格の可能性が高い学校を受ける日を決めます。

ステップ4:通わせたい学校かを確かめる

抑え校も、合格したら子どもが通う学校です。説明会や文化祭に足を運び、子どもを通わせてよいと思える学校かを確かめておきましょう。

併願校を選ぶときの3つのポイント

併願校を選ぶときは、次の3つのポイントを考えましょう。合格の可能性が高い学校が入っているか。子どもを通わせてよい学校か。第一志望と出題の傾向や対策が似ているか。とくに3つ目は、併願校の対策が第一志望の対策にもつながるため、勉強の負担を減らすことにもなります。

入試期間中の過ごし方も決めておく

併願の組み方が決まったら、入試期間中の過ごし方も家族で話し合っておきましょう。午前と午後の入試を同じ日に受ける場合は、移動の時間や昼食の場所、休む場所を事前に確かめておくと安心です。

また、合格発表の時間と、次の学校の出願の締切が近いこともあります。発表をどこで確かめるのか、不合格だったときにどの学校に出願するのかを、一覧にしておきましょう。結果が出てから慌てて考えると、子どもにも不安が伝わってしまいます。

入試期間中は、子どもの体調管理も大切です。早めに寝る、朝ごはんをしっかり食べる、移動のときに体を冷やさない。いつもどおりの生活を心がけることが、実力を出すための土台になります。

よくある質問

Q. 午後入試は受けた方がいいですか?

A. 午後入試は、同じ日に2つの学校を受けられるため、早い日程で合格を確保しやすくなります。ただし、子どもの体力も考えて、無理のない日程にしましょう。

Q. 抑え校は何校くらい受ければいいですか?

A. 家庭の考え方によって違いますが、2月2日までに合格の可能性が高い学校が1〜2校入っていると安心です。

Q. 抑え校に合格したあと、気がゆるまないか心配です。

A. 合格を確保できたことを喜びつつ、次の入試に向けて気持ちを切り替えられるよう、声をかけましょう。合格があることで、かえって落ち着いて実力を出せる子も多いです。

併願校を選ぶ5つのチェック

  • □ 第一志望の入試日を確かめた
  • □ 合格の可能性が高い学校が入っている
  • □ 抑え校も通わせてよい学校か考えた
  • □ 第一志望と傾向が似た学校を選んだ
  • □ 不合格のあとの気持ちの立て直しを考えた
併願校を選ぶ5つのチェック
併願校を選ぶ5つのチェック

まとめ:第一志望の入試日から、併願を組み立てる

併願の組み方は、第一志望が2月1日午前か、2日以降か、入試が何回かある学校かによって、3つのパターンに分かれます。どのパターンでも、早い日程で合格の可能性が高い学校を受けておくことで、通う学校を確保し、気持ちに余裕を持って次の試験に臨めます。

まずは、受験する年の第一志望の入試日を確かめるところから始めてみてください。

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