寒い日が続くと、大人は外に出る気がなくなりますが、子どもたちは公園で遊びたがります。わが家でも、上の子は自転車の練習やブランコ、1歳の下の子は歩く練習や砂遊びに夢中です。
外で遊ぶたびに、手も体も泥だらけ。家に帰ったら、まずはお風呂に直行です。わが家では、そのお風呂の時間も、ちょっとした学びの時間にしています。この記事では、壁に貼るポスターを使ったお風呂学習を紹介します。
この記事でわかること
- 壁に貼れるポスターを使う
- お風呂学習を続ける4つのコツ
- 家族の理解を得るには
壁に貼れるポスターを使う
わが家で使っているのは、お風呂の壁に貼れるシートです。定番のアルファベットと、子どもが好きな日本地図を貼っています。
こうしたシートは、手ごろな値段の雑貨店などで売られていることが多く、足し算やかけ算、ひらがなやカタカナなど、種類もたくさんあります。【要確認】商品の種類や販売の状況は、店や時期によって異なります。
お風呂学習の3つのよいところ


毎日必ずある時間を使える
お風呂は、毎日必ず入る時間です。わざわざ勉強の時間をつくらなくても、自然に学ぶ時間ができます。
何度も自然に目に入る
壁に貼っておくと、お風呂に入るたびに目に入ります。毎日くり返し見ることで、少しずつ覚えていきます。
興味に合わせて貼り替えやすい
シートは簡単に貼ったりはがしたりできるので、子どもの興味に合わせて内容を変えられます。
テーマごとのシートの使い方の例
お風呂に貼るシートは、テーマによって使い方を少し変えると、飽きずに続けられます。
| テーマ | 使い方の例 | 1回の時間 |
|---|---|---|
| ひらがな・カタカナ | 好きな文字を3つ見つけて読む | 1〜2分 |
| 数・九九 | 「5の次は?」とクイズを出す | 1〜2分 |
| 日本地図 | 行ったことのある県を指でさがす | 2〜3分 |
| アルファベット | 3回読んでおしまい | 1分 |
どのテーマも、1回は数分で終わるようにしています。お風呂は、ゆったり過ごす時間でもあるので、「ちょっとだけ」がちょうどよい量です。
わが家のお風呂学習
子どもとお風呂に入るときは、のぼせないように気をつけながら、アルファベットの音読を3回するようにしています。
妻からは、「お風呂に入ってまで勉強なんて」と言われることもあります。けれども、こうしたすきま時間こそ、記憶が定着しやすいと考えています。長い時間をかけるのではなく、毎日少しずつくり返すことが大切です。
興味に合わせて貼り替えた
日本地図は、子どもが地理に興味を持ち始めたので、それまで貼っていたひらがなのシートから貼り替えました。
このように、子どもの興味に応じて簡単に変えられるのが、お風呂のシートのよいところです。子どもが今、何に夢中になっているかを見ながら、テーマを選んでいきましょう。
お風呂学習を続ける4つのコツ


1. 子どもが好きなテーマを選ぶ
子どもが興味を持っているテーマを選ぶと、楽しんで眺めてくれます。
2. 音読は短く
アルファベットを3回読むなど、短い時間で終わる取り組みにします。
3. のぼせに注意する
お風呂での学習は、長湯にならないように気をつけましょう。子どもの様子を見て、無理をさせないことが大切です。
4. 興味が移ったら貼り替える
子どもの興味が変わったら、新しいテーマのシートに貼り替えます。
会話のきっかけになる問いかけの例
お風呂学習は、問いかけ方1つで、勉強というより楽しい会話になります。
| シート | 問いかけの例 |
|---|---|
| 日本地図 | 「おばあちゃんの家は、どのへんにあるかな?」 |
| 世界地図 | 「パンダがいる国はどこだと思う?」 |
| ひらがな | 「『ま』から始まる言葉、いくつ言える?」 |
| 九九 | 「3の段で、いちばん好きなのはどれ?」 |
答えが分からなくても、「お風呂から出たら、図鑑で調べてみようか」とつなげると、お風呂の外の学びにも広がります。子どもが自分から問題を出してくれるようになったら、親が答える番にするのも楽しいです。
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勉強というより会話のひとつに
お風呂学習は、机に向かう勉強とは違います。「この県はどこにあるかな?」「Aの次は何だっけ?」と、親子で会話を楽しむ時間にするのがおすすめです。
子どもが答えられなくても、責めずに一緒に確かめましょう。お風呂は、親子でゆっくり話せる大切な時間でもあります。楽しい雰囲気の中でこそ、子どもは自然に覚えていきます。
外遊びとお風呂学習のバランス
わが家の子どもたちは、寒い日でも公園で元気いっぱいに遊びます。外遊びで体を動かし、お風呂で少しだけ学ぶ。このバランスは、子どもにとって無理のない毎日のリズムをつくりやすくなります。
たくさん遊んだあとのお風呂は、子どももリラックスしています。そんな時間に少しだけ学ぶことで、勉強を負担に感じにくくなります。
お風呂以外のすきま時間も使える
すきま時間の学びは、お風呂だけではありません。トイレの壁に九九の表を貼ったり、冷蔵庫に今週覚えたい漢字を貼ったりと、家の中には子どもの目に自然と入る場所がたくさんあります。
車での移動中に、窓から見える看板の文字を読んだり、しりとりで言葉遊びをしたりするのもよいでしょう。こうした短い時間の積み重ねが、机に向かう勉強を支える土台になります。
大切なのは、すきま時間を「勉強させる時間」にしすぎないことです。子どもが楽しんでいるうちは続け、嫌がるようならテーマを変えたり、少し休んだりと、柔軟に調整していきましょう。
家族の理解を得るには
お風呂での学習は、家族の中でも考え方が分かれることがあります。わが家でも、妻からは「お風呂に入ってまで」と言われることがあります。
家族の理解を得るには、無理に勉強させるのではなく、親子で楽しむ時間であることを伝えるのがよいでしょう。時間を短く決めておくことも、安心してもらうためのポイントです。
シートを貼り替えるときは、子どもに次のテーマを選んでもらうのもおすすめです。自分で選んだテーマなら、お風呂に入るのがいっそう楽しみになります。
すきま時間を使った1日の学びの例
お風呂以外にも、1日の中にはすきま時間がたくさんあります。わが家での使い方の例です。
| すきま時間 | できること |
|---|---|
| 朝の着替えのあと | カレンダーで今日の日付と曜日を言う |
| 車や電車での移動 | 看板の文字を読む、車のナンバーで足し算 |
| 夕食の準備中 | 食材の数を数える、量をはかるお手伝い |
| お風呂 | 壁のシートで文字や地図にふれる |
| 寝る前 | 絵本の読み聞かせ |
すきま時間の学びは、「勉強させなくては」と思うと続きません。生活の流れの中で、子どもが楽しんでいるときだけ、少し学びの要素を足すくらいの気持ちで取り組んでいます。
よくある質問
Q. お風呂で勉強させるのは、かわいそうではありませんか?
A. 長い時間をかけるのではなく、音読を3回するなど短く終えれば、負担にはなりにくいです。親子の会話として楽しむのがコツです。
Q. どんなテーマのシートがおすすめですか?
A. 子どもが今興味を持っているテーマが一番です。アルファベット、ひらがな、数字、日本地図など、興味に合わせて選びましょう。
Q. シートはどのくらいの期間で貼り替えればよいですか?
A. 子どもが覚えたり、興味が別のことに移ったりしたときが貼り替えの目安です。
Q. 下の子が小さいときは、どうすればよいですか?
A. 下の子の安全を最優先にしましょう。上の子と2人で入るときなど、落ち着いて過ごせる日にだけ取り組むのも1つの方法です。
Q. 音読以外に、どんな取り組みができますか?
A. 「この県はどこ?」とクイズを出したり、子どもに問題を出してもらったりするのも楽しい方法です。
Q. お風呂のシートは、どのくらいの期間で貼り替えればよいですか?
A. 子どもが見なくなってきたら、貼り替えのサインです。わが家では、1〜2か月ほどで子どもと一緒に次のテーマを選んでいます。
お風呂学習の5つのチェック
- □ 子どもが好きなテーマを選んだ
- □ 音読などは短い時間で終えている
- □ のぼせないよう気をつけている
- □ 興味が移ったら貼り替えている
- □ 家族の理解を得ている


まとめ:お風呂のすきま時間を、楽しい学びの時間に
毎日必ず入るお風呂の時間は、無理なく学べるすきま時間です。壁に貼れるシートを使い、アルファベットの音読や日本地図など、子どもの興味に合わせたテーマを選んでみましょう。興味が移ったら貼り替えれば、いつでも新鮮な気持ちで取り組めます。
まずは、子どもが今いちばん興味を持っているテーマのシートを、1枚お風呂に貼ってみてください。
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