子どもの興味には投資する|恐竜好きの子に合わせた本選びと、親が読めない日も自分で学べる仕組み

子どもの興味には投資する

わが家では、基本的に毎日1冊以上、絵本の読み聞かせをするようにしています。読む本は、図書館で借りた、父親おすすめの絵本や図鑑です。

子どもの最近の興味は、恐竜です。この記事では、子どもの興味に合わせた本の選び方と、親が読み聞かせできない日も、子どもが自分で学べるようにするための工夫を紹介します。

この記事でわかること

  • 図書館で借りる3つの本
  • 自分で学べる仕組みの4つのステップ
  • 家族の状況に合わせた工夫
目次

図書館で借りる3つの本

図書館で借りる3つの本
図書館で借りる3つの本

図書館には返却期限があるので、2週間に1度通っています。毎回借りるのは、次のような本です。

好きなテーマの本

子どもが大好きな恐竜が活躍する、冒険のお話のシリーズを、いつも2冊ほど借ります。好きなテーマのお話は、何度読んでも飽きません。

手を動かす本

子どもが好きな折り紙の、折り方の本も1冊借ります。読むだけでなく、実際に手を動かして楽しめる本です。

興味を広げる図鑑

そのほかに、空や宇宙を学べる簡単な図鑑なども借ります。好きなテーマ以外の本も混ぜると、恐竜だけでなく、ほかのテーマにも触れる機会になります。

借りる本の組み合わせの例

2週間に1回、図書館で借りる本は、次のような組み合わせにしています(冊数は一例です)。

種類例冊数ねらい
好きなテーマの本恐竜が活躍する冒険のお話3〜4冊読む楽しさを続ける
手を動かす本折り紙の折り方の本1冊本を見ながら自分で作る
興味を広げる図鑑空や宇宙の簡単な図鑑1〜2冊新しい興味の入口をつくる

好きなテーマの本を多めにしておくと、子どもは毎回の図書館を楽しみにしてくれます。そのうえで、少しだけ別のテーマの本を混ぜておくと、興味が少しずつ広がっていきます。

自分で学べるように図鑑を買った

図書館で借りる本に加えて、子どもがもっと自分から学べるように、恐竜図鑑を購入しました。

借りた本は返さなければいけませんが、手元にある図鑑なら、いつでも好きなときに開くことができます。子どもの興味が強いテーマの本は、手元に置いておくことで、自分で学ぶきっかけが増えます。

親が読めない日もある

とはいえ、父親は仕事で帰りが遅く、母親も下の子の世話で疲れていて、毎日読み聞かせができるわけではありません。

そこでわが家では、親が読み聞かせできない日にも、子どもが自分で学べる仕組みを用意しています。

自分で学べる仕組みの4つのステップ

自分で学べる仕組みの4つのステップ
自分で学べる仕組みの4つのステップ

1. 興味を知る

まずは、子どもが今何に夢中になっているかを知ります。ふだんの会話や遊びの中に、ヒントがたくさんあります。

2. 手元に置く

興味の強いテーマの図鑑や本は、思い切って購入して手元に置きます。

3. 手の届く場所に置く

本棚の低い段や、リビングのかごなど、子どもが自分で取り出せる場所に置きます。

4. 知ったことを聞く

親が帰ってきたら、「今日は何を見たの?」「何を知った?」と聞いてみましょう。子どもが自分で学んだことを話す時間は、親子の楽しい会話にもなります。

親が読めない日の過ごし方の例

親が読み聞かせできない日も、子どもが自分で学べるように、次のような流れを決めておきました。

時間子どもが自分ですること
夕食後手元に置いた図鑑から、好きなページを選んで見る
寝る前借りてきた本の中から1冊、絵を見ながら読む
翌朝「昨日見たページ」を親に話す

翌朝に話してもらうのがポイントです。親が直接見ていなくても、「何を見たの?」と聞くことで、子どもは自分が見たことを思い出して、言葉にする練習ができます。

▶ 毎日1冊の読み聞かせを続けるコツはこちら:毎日1冊の読み聞かせを続けるコツ|図書館で借りる本と買う本の分け方、長いお話を読むタイミング

興味への投資は、学ぶ力への投資

子どもの興味に合わせた本や図鑑を用意することは、ただ好きなものを与えることではありません。自分で調べ、知る楽しさを味わう経験は、これから先の勉強でも生きてくる、自分で学ぶ力を育てます。

興味のあるテーマから学び始めた子は、分からないことがあれば自分で調べる習慣を身につけやすくなります。その習慣は、ほかのテーマにも広がっていきます。

▶ 教育費をかけなくてもできることはこちら:教育費をかけなくてもできること|世帯年収よりも大切な「やる気」と「情報と戦略」の育て方

興味に合わせた本の選び方

子どもの興味に合わせて本を選ぶときは、同じテーマでも、種類の違う本を組み合わせるのがおすすめです。お話の本では、登場人物の気持ちや物語の流れを楽しめます。図鑑では、正確な知識や細かい情報を知ることができます。

たとえば恐竜なら、恐竜が活躍する冒険のお話と、恐竜の種類や暮らしが分かる図鑑を両方読むと、楽しみながら知識も深まります。工作や折り紙の本のように、手を動かす本を加えると、さらに学びの幅が広がります。

子どもと一緒に図書館に行き、自分で本を選ばせる時間もつくってあげましょう。自分で選んだ本は、より大切に読むものです。

家族の状況に合わせた工夫

共働きの家庭や、小さなきょうだいがいる家庭では、毎日読み聞かせの時間をとるのが難しいこともあります。そんなときは、親が読めない日を前提にした仕組みをつくっておくと安心です。

手の届く場所に図鑑を置いておく、休日にまとめて読み聞かせをするなど、家族の状況に合わせて無理なく続けられる方法を選びましょう。

興味が移ったときの本の入れ替え方

子どもの興味は、成長とともに少しずつ移っていきます。興味が移ったと感じたら、次のように本を入れ替えると、学ぶ流れを途切れさせずにすみます。

興味の変化の例入れ替えの例
恐竜 → 化石や地層化石の図鑑、博物館のガイドブック
恐竜 → 宇宙星や惑星の図鑑、星座の本
恐竜 → 動物全般動物の図鑑、動物園の本

前の興味の本をすぐに片付ける必要はありません。恐竜の図鑑を見ながら「化石ってどうやってできるの?」と次の興味が生まれることもあります。前の興味と次の興味がつながるように並べておくと、子どもの学びが広がっていきます。

よくある質問

Q. 子どもの興味がすぐに変わるときは、どうすればよいですか?

A. 興味が変わるのは自然なことです。図書館を活用して、新しい興味に合わせた本を気軽に借りてみましょう。強い興味が続くテーマの本だけ、購入するのがおすすめです。

Q. 図鑑は、何歳から使えますか?

A. 写真や絵が中心の図鑑なら、字が読めない年齢でも楽しめます。親子で一緒に眺めることから始めましょう。

Q. 図書館には、どのくらいの頻度で行けばよいですか?

A. 返却期限に合わせて、2週間に1度くらいがちょうどよいでしょう。子どもと一緒に行って、本を選ぶ時間も楽しんでください。

Q. 図鑑を買うときは、どう選べばよいですか?

A. 子どもと一緒に書店で中身を見て、写真や絵が見やすいもの、子どもが「これがいい」と言ったものを選ぶのがおすすめです。

Q. 親が読み聞かせできない日が続くと、心配です。

A. 手の届く場所に図鑑を置き、帰宅後に「今日は何を見たの?」と聞くだけでも、子どもの学びを支えられます。

Q. 好きなテーマ以外の本を、子どもが読みたがらないときは?

A. 無理に読ませず、好きなテーマとつながる本を探してみましょう。恐竜が好きなら、化石や地球の歴史の本などが入り口になります。

Q. 図鑑は高いので、どれを買えばよいか迷います。

A. まずは図書館で何冊か借りてみて、子どもが何度も見たがるものを選ぶのがおすすめです。実際に使ってみてから買うと、無駄になりにくくなります。

興味に投資する5つのチェック

  • □ 子どもの今の興味を知っている
  • □ 興味に合わせて本を選んでいる
  • □ 何度も見る本は手元に置いている
  • □ 本を手の届く場所に置いている
  • □ 子どもが知ったことを聞いている
興味に投資する5つのチェック
興味に投資する5つのチェック

まとめ:好きなことを入り口に、自分で学べる環境を

子どもの興味は、学びへのいちばんの入り口です。図書館で好きなテーマの本や興味を広げる図鑑を借り、強い興味のあるテーマの本は手元に置いて、親が読めない日も子どもが自分で学べる環境をつくってあげましょう。

まずは、子どもが今いちばん好きなテーマの本を、図書館で探してみてください。

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