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SAPIX内部事情2

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先日のSAPIXの内部の実態 第2弾!

ちなみに過去最高のPV数を記録した前回、第1弾!

クラスが頻繁に変わる!

注意すべきポイント

  • SAPIXは四谷大塚や早稲田アカデミーとは異なり、少人数クラス。それが故に、クラスの数がやたらと多く、クラスの移動が多くなる。その結果、先生がコロコロ変わる
  • SAPIXの指導はマニュアル化されてはいますが、先生に当たり外れがある
  • クラスの移動が多いということは、緊張感が生まれる良い面もあるが、小学生にとっては、それがストレスになる子もいる
  • クラスが上がっている子にとってはメリットですが、下がっている子には学習面だけではなく、メンタル面もフォローが不可欠
  • 塾が楽しくなくなれば、自宅学習にも身が入りません。クラスを少しずつ上げていくのが受験の王道

勉強することが作業的になってしまう!

注意すべきポイント

  • SAPIXは一気に詰め込み教育をするため、生徒の中には、今取組む単元が何であり、単元同士がどう繋がるか等が曖昧になり、勉強が作業的だなと感じることがある
  • 勉強は単元の積み重ねで構成されています。四谷大塚の「予習シリーズ」のようなテキストと比べると、SAPIXのテキストはその辺りが弱い
  • 上位クラスの正社員の講師はその辺りを分かった上で授業しているケースが多いと思いますが、下位クラスのアルバイト講師はほぼ無知
  • 算数の仕事算を例にすると、 仕事算は速さの問題と全く同じなのです。 【仕事算】
  •  全体の仕事 = 1日の仕事 × 時間 【速さ】
  •  道のり = 速さ × 時間 これらを理解している先生は、アルバイトではなかなかいない

基礎学力の定着が難しい!

注意すべきポイント

  • SAPIXの授業は応用型を重視するために、生徒の中には基礎力が不足している子は当然いる。それは、下位クラスの生徒はむしろ他塾よりも基礎が抜けている子が多い傾向にある
  • 基本的に御三家を対象とするテキストなので、ハイレベルが故に平易な問題の量が少なめ
  • SAPIXは基礎がある前提なので、基礎学習はサポートなし。よって、基礎でつまずくと取り返しがつかない。
  • 低学年時は基礎の積上げを重視する早稲田アカデミーや四谷大塚で学び、4年生からSAPIXに転塾させる、などもありだと思います

塾の意味がない!

注意すべきポイント

  • SAPIXは御三家向けの塾で、塾生は通うことに誇りを持っています。しかし、下位クラスの子たちはSAPIXに所属しているだけで満足してしまう(自分は「あのSAPIXに通っているんだ!それだけで勉強ができるんだ!」)。
  • 本来は上のクラスに上がれるように努力するのですが、そのモチベーションを失う子も多い
  • 塾も商売なので、成績が伸び悩む子に厳しくできず、お客様状態にしてしまう。成績が伸びていないのに、ただ通うだけでは志望校には当然到達しない。SAPIXの下位クラスのまま小6の秋突入したという子が多くいる
  • そういった子には、塾のテストもテキストも手が出ないので、四谷大塚のテキストで志望校対策をしたりする。そうなると塾が無意味です
  • SAPIXに通うなら、小5の内に塾内偏差値を50以上を目標とすべき!

難問や奇問を排除!

注意すべきポイント

  • SAPIXの合格実績は、御三家には圧倒的ですが、早慶附属校では、他塾と大差なし。開成や桜蔭に抜群の実績があるので、早実や慶應中等部にも、もっと多くの合格者がいても良いように思います。この原因は、SAPIXのカリキュラムが徹底して御三家レベルを照準に合わせているため
  • 早慶など御三家の次のレベルを目指す場合、SAPIXのテキストやテストから不要な奇問・難問を排除する必要あり
  • これは大人が過去問と照らし合わせて、指示を出すしかない。そういう意味で親のサポートが重要

今回はここまで!

最後までお読み頂き、ありがとうございましたm(_ _)m

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