中学受験は、多くの家庭にとって大きな挑戦になります。
私自身も中学受験を経験し、その中で多くの苦労や学びがありました。
受験を決意したきっかけ
受験のきっかけは「地元の中学校に行かせたくない」という母の願いでした。
当時私が行く予定であった地元の公立中学校は少し荒れており、そんなところに我が子を入れたくない!という親心だったのだと思います。
「どうしても地元の公立中学校に行きたい!」という思いはなく、「合格したら褒めてもらえるかな」というような感覚で受験を承諾した記憶があります。
受験を決めたのは6年春!出遅れた受験勉強
私が受験を決めた時期は小学校6年生の春でした。それまで放課後は友達と遊ぶ毎日だった私ですが、受験を決めたと同時に塾に入りました。家から自転車で5分のところにある個別指導を行っている塾でした。
他の受験生と比べると圧倒的にスタート時期が遅かったため、入塾テストのようなものもありました。
算数はあまり点が取れなかったのですが、国語で点数を稼ぐことができたため、入塾テストに合格しました。
塾の先生によると、幼少期から親が積極的に絵本を読んでくれていたことによって読解力が優れており、その部分で大きく点を稼いだことが合格の決め手でした。
当時、私は今から頑張ろうという気持ちしか抱いていませんでしたが、今思うと周りの大人たちは不安でいっぱいでした。
志望校は、家から一番近い中高一貫校
私は親から受験を勧められて中学受験に挑戦することになりました。当時なんとなく公立中学校に行くと思っていた私は行きたい私立中学校などが特になく、親が調べてくれた近所にある中高一貫校を専願受験することになりました。
親が志望校を決めた理由
- 近所の人の口コミ
- アクセス(電車に乗らずに通学ができる距離にあった)
- 中高一貫校
- 女子校なので女性に特化したカリキュラムがありそう
- 私が受験したコースは受験科目が国語と算数のみだったので、遅いスタートでも間に合う可能性があった
苦労した点
- 勉強面での苦労
- 生活面での苦労
- プレッシャーや不安
勉強面での苦労
中学受験の学習内容は、小学校で学んでいるものよりも複雑で、新しい概念や概念の深掘りが求められます。そのため、慣れない内容に対応するのが難しく、時間をかけて理解する必要がありました。
また、塾の授業のスピードについていくのも大変でした。中学受験の対策授業では、新しい内容が次々と進んでいくため、授業で学んだことをすぐに理解して身につける必要がありました。
生活面での苦労
生活面では塾通いが大変でした。いつもは家にいるような時間に塾で勉強をしているということストレスに感じたこともありますし、夏休みは友達と遊ばずに塾に通い続けていたことも子どもながらに辛かったように思います。
塾から帰ったときに母が作ってくれていた温かくて美味しいご飯のお陰で頑張れていました。
プレッシャーや不安
プレッシャーや不安もありました。当時、私は志望校「E」判定がしばらく続いていたため、模試の結果に一喜一憂する日々だったように思います。親や先生の反応にビクビクしていたこともありました。
志望校は複数の学校を記入することができるため、他の女子校名を記入してみるとその学校では「A」判定という結果が出ており、「この学校だったらA判定なのに、なんでE判定の学校を頑張って受けないといけないんだろう」と考えたこともありました。
中学受験でモチベーションになった点
- 成長の実感
- 家族の応援
- 将来への期待
成長の実感
難しい問題を勉強し、それが解けたときは自分の成長を感じることができました。苦労した分、自己成長の喜びが大きく、それによりモチベーションが維持できていたと思います。
また、模試で「E」判定が続いた私でしたが、最後の模試では「B」判定にまで持って行くことができ、「勉強ってやれば結果がついてくるんだ!」とますます火をつけることができました。
家族の応援
家族からの応援や励ましの言葉がモチベーションを保つ力にもなりました。週に2回の塾、夏期講習など、金額面でも非常に支えてもらっていたと思います。親のサポートがあったことで、困難な状況でも前向きに取り組むことができました。
将来への期待
中学受験を乗り越えることで、将来の可能性が広がるという期待感がモチベーションを高めました。自分の努力が報われ、新たなステージに進むことへの期待が、苦労を乗り越える原動力になっていたように思います。
これから中学受験を控えている方へ
これから中学受験を控えてるみなさん、焦ることなく、自分のペースで進んでください。計画を立てて勉強することは大切ですが、その計画に囚われすぎないでくださいね。時には息抜きも必要です。
そして、自信を持ってください。試験は難しいかもしれませんが、あなたならきっと乗り越えられます。
最後に、大切な人たちのサポートを忘れずに。自分を信じて頑張ってくださいね!
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