知人のお子さんが、低学年時は早稲アカに通い、小4からSAPIXに転塾して通っていました。
しかし、通塾1年半を経過して辞めるとのことでした。その理由をご紹介します。
皆様もSAPIXへの通塾を考えているご家庭はぜひ参考にして下さい。
SAPIXは親も子も覚悟が必要
- SAPIXは小規模校でも6~7クラス、中規模校でも約10クラス、大規模校になると15クラスほどあり、頻繁にクラスが変わります。
- 当然、それまで同じクラスにいた仲良しの友達も次の日からいなくなる、という事態になり、とくある「友達が通っていたから、SAPIXを選んだ」という理由で通っていた子はモチベーション低下することもあります
- 他の塾と違い、休憩時間やお弁当を食べて談笑する時間も限られているため、新たなクラスで「輪」を築くことが難しくなってしまいます
- そのような状況でも自分を律してモチベーションを保つことのできる子ならば良いのですが、勉強の伴走だけではなく、親によるモチベーションケアも重要になります
- 他の大手塾にも言えることですが、3年生以降は4教科になるため、平日が塾通いになります。大体16時半や17時が授業開始となるため、通塾時間を考えると学校から帰って30分などですぐ出発せざるを得ません。我が息子のように体力がなく、休憩が必要な子は体力的にも塾が辛いかもしれません。
- 塾が終わるのが、19時半や20時のため、塾に行く前に、その30分で夕飯を食べさせたり、準備をさせたり、親も大忙し。塾に行くだけで親子バトルです。
- 通塾生あるあるですが、「ぼく(わたし)SAPIXに通ってるんだー!」と小学校でも言いふらすようです。しかし、実際は万年アルファベットクラスに停滞するなどして、授業についていけないお子さんが多いようです
- 早稲アカもですが、5年生後半で上位クラスに昇格できないと、6年でのクラスアップは見込めず、成績も向上しないことがほとんどです。
- SAPIXに付いていけなければ、親も子も見切りをつけて転塾するか、個別など別の道を探った方が良いです。
*Point*
- クラス変更が多いため、この勉強に対するサポートは勿論、メンタル(やる気)ケアも大事。塾に行きたくなくなる原因となることもあり
- 学校から帰って塾に行くまでのスキマ時間を穏やかに過ごす。軽食時間やゲームなどし、一旦気持ちを切り替えて塾に送り出す
- 子にはSAPIXのブランドは気にさせないようにし、勉強にのみ集中するように促す
今回はここまで!最後までありがとうございました!
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