前回に続き、SAPIX通塾生6年生の
学習方法をお伝えします。
↓ 前回 5年生↓
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夏休み開始までは、まだ標準問題の反復に徹底すべし!基本的に、5年生までと同じ、算数Bと基礎トレを中心とした勉強を継続。
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SAPIXは、6年生になると算数の授業日が週2なので、土特の位置付けに迷いがある方もいると思います。土特は演習授業なので、制限時間内に的確に得点する練習であると考えましょう。
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上位コースの平常授業で扱われる「入試問題演習」も同じように考えましょう。
つまり、全ての問題を完璧に理解しようとしなくていいのです。 -
6年生前期は教材の量に左右されないようにし、その週の平常授業の内容を定着させることに専念すべし!
【GS特訓】
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ゴールデンウィークには「GS特訓」が開催され、本当の意味で志望校別の問題を扱うことになります。その際は点数を意識しなくても無問題!志望校までの差異を肌で感じることに意義があります
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良きライバルと朝から夜まで勉強することで、多くの6年生が受験生としての意識改革します。復習は、間違えた問題をその日のうちに解きなおすことで十分!
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毎日授業が続くので、体力的に厳しくなりがちです。6年前期の、副教材を用いた計画的な勉強は一旦休止しても無問題!最優先は、デイリーチェックを確実に高得点とるための復習です
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Summer Sapixで、授業中に扱った問題の定着を図っていきましょう。
この夏休みが基礎力を万全なものとする最後のチャンスなので、この時期に基礎を固め、秋からの成績上昇の素地を作りましょう。 -
受験生にとっては、「お盆休み」ではなく、「お盆特訓」です。夏期講習前半で理解しきれなかった内容の定着を図る時期であり、余裕のある生徒は志望校の過去問演習を始める時期です。
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もちろん、この時期はまだ志望校の入試問題では高得点は望めません。点数に拘ることなく志望校の出題傾向を肌で感じましょう!
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実質、ここからがSS特訓。SS特訓の志望校別コースと同じコース編成で、志望校対策が進みます。ただ毎日、演習授業が続くため、教材をすべて消化しきるのは難しい。GS特訓と同様に、問題の間違い直しを徹底的に行うことが大切
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この時期になると、平常授業よりもむしろ、SS特訓の志望校別講座を最優先とした学習スケジュールを立てる必要があります。志望校別特訓で扱うプリントで、志望校に合わせて解答できるよう演習を重ねていきましょう。
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この時期に最優先にしたいのは過去問演習です。過去問はSAPIXでは授業中に扱わないので、土曜日の午前中など、自ら時間を創出してこなす必要があります。過去問は10回分を、できれば11月中には解き終えたいです
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年内に2周目まで終わらせることができれば理想的。2周目も制限時間を守って、問題に取り組んで下さい。年が明けてからは、2周目でも間違えた問題の理解の徹底や、併願校の過去問演習を進めていきましょう
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次に優先したいものがSS特訓の単科講座。まず思考力か解法力かの選択ですが、開成・筑駒を目指さない限りは、解法力講座で構いません。6年後期の学習では、基本的知識の対策がおろそかになりがちなので、この解法力講座で基礎知識の確認をしたいところです
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なおSS特訓で「合格への100題」という冊子が配布されますが、難易度はかなり高いです。1日に1~2問ずつ取り組めると良いですが、時間的に余裕がないならば、扱わなくてもいいです。この夏休みが基礎力を万全なものとする最後のチャンスなので、この時期に基礎を固めて秋からの成績上昇の素地を作りましょう
「SAPIXの実態を調査」編も良かったらお読み下さい!
今回はここまで!
最後までお読み頂き、ありがとうございましたm(_ _)m
少しだけ宣伝させて下さい
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