先日、四谷大塚の実態を書きました。
他塾の情報も欲しいと反響を頂きましたので、今回はSAPIXの実態をお届けします。
ちなみに、SAPIXは現在募集停止している校舎が多く、どうしてもSAPIXに入れたい場合の入室方法はこちらをご覧下さい。
下位クラスの講師のレベルが低い!
注意すべきポイント
- 四谷大塚や日能研は講師をほぼ社員で固めていますが、SAPIXの下位クラスの講師はアルバイトがほとんど
- 少人数制とはいえ、アルバイトの講師が細かい指導は期待できない
- 大手の中で、下位クラスにいて悲惨な状態に陥るのはSAPIXだと言えるでしょう(SAPIXなのに。。。)
- テキストやカリキュラムが上位校向けなだけ、6年生で下位クラスにいては、ますます抜け出せなくなる
テキストの解説が足りない!
注意すべきポイント
- SAPIXは論理的に思考できるスキルを強化する復習型の方針のため、初見の問題が渡され、授業で解法を学びます。その分、テキストは解説が少なくなっています
- 塾の授業で解放を理解できれば自宅学習は有効ですが、理解できなければ空回りしてしまう。解法が分からない場合、講師に時間外に聞くか、市販のテキストで基礎を復習するしかありません
- 解説が少ない分、復習などで親御さんのサポートが重要になります
テストの復習が圧倒的に不足!
注意すべきポイント
- SAPIXのテストは極めてハイレベルです。これは上位の生徒には良いことなのですが、やはり下位の生徒には負担になります。下位クラスの生徒は、空回りする確率が極めて高いので、テストの解き直しは丁寧にサポートする必要があります
- 国語の記述などは、親御さんがアドバイスしないと、まず復習できない
- 下位から上位クラスへのステップアップするには、試験の直しを徹底して行う必要があります。特に6年生になってからは、5年生の穴埋めを行う作業をしなければならないので、試験の復習は必須です
テキストの分量が多すぎる!
注意すべきポイント
- 理科の「新分野別問題集」や、社会の「重大ニュース集」など、問題集や資料集の分量が多すぎ、全て理解・記憶することは困難です。明らかに御三家向けのテキストです
- 学力の高い子は多くの分量があっても、知っている箇所は確認に使い、知らない箇所は新たな学習に使えます。応用のテキストは、その中から必須な箇所を自分で取捨選択する必要あり
- 中学受験は「親のサポートが大半」と言われるため、テキストの中から、どの箇所を学ぶべきか、明確に示すことが大切
今回はここまで!
最後までお読み頂き、ありがとうございましたm(_ _)m
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