こんにちは。ぱぱ先生です。
早稲田アカデミーの授業では、授業後に毎回ブリーフィングの時間はあります。
息子は算数が得意(好き)なのですが、国語の読解力にはまだまだ課題があります。
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低学年でとても活発でものしりだった子が、中学年くらいからさっぱり伸びないことがありがち
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それは、「耳学問・見る学問」のまま止まってしまったから。知的好奇心は旺盛なのですが、知識獲得の方法をテレビや図鑑などの映像文化に頼り、文字を通して獲得することを怠ってきたのだと言える
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その子ができるだけ速やかに、しかも確実に「読み言葉・書き言葉」での学習、すなわち文章の読解による知識の獲得へ移行することが必要
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読書が好きなのに読解力がないという子もいます。 そのような子は、文章からイメージを追うのは好きなのですが、自分勝手な読みをしています。
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文を読むことに抵抗がなく、読書を心地よく感じているのはとてもいいことですが、このような子には、文学教材において自分勝手な読みではなく、作者の意に即した正確な読みを指導することで読書の質を高めてやることと、説明文をしっかり学習させ理論的思考力を養うことが必要
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まずは「音読する力」が必要です。国語の苦手な子は本当によく読み違いをします。間違った読みからは正しい読解はできないので、ゆっくりでよいので、正確な読みの指導が必要
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次に必要なことは、「問い直す力」。これが読解力の低い子にはついていないのです。
「問い直す力」とは、こういうことです。
『野原に黄色の花が三本さいていました。』という文を読んで、筆者の言うことがすぐに読み取れなかったら
「野原に何が咲いていた?」(問い直し)
「花」
「どんな花が咲いていた?」(問い直し)
「黄色」
というふうに、「問い直し → 読み直し → わかる」ということを何度も繰り返して、 読解していく。
読解力の低い子は、自分が読解できているのかどうかもわからない。だから「問い直す」ことも「読み直す」こともできず、結果として読解できずにいるのです。
この「問い直し」を小さなステップで、 設問として子供たちに出してやる。そうすると、子供たちは設問に答えようとして、「問い直し」「読み直し」をし始めます。こうして、そういうことを何回も何回も繰り返すことによって、ようやく自分で「問い直し」「読み直し」 のできる子、すなわち、読解力のある子に育っていく。
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今回はここまで!
最後までお読み頂き、ありがとうございましたm(_ _)m
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